さて、一ヶ月間の狂乱も明日で終わり。俺的には日本が敗北した時よりもむしろカメルーンがドイツに挑発させられた挙句負かされたことの方がショックだったＷ杯でしたが（そのドイツが決勝進出だもんなあ…）、そのカメルーンに限らず、予選リーグでフランスを敗退せしめたセネガルなど、アフリカ勢の健闘が光る大会でありました。なんつってもセネガルのディウフがかっけぇ。あの冗談みたいなドリブルは何なんだ。早速ウイニングイレブン６（コナミ、PS2）のマスターリーグモードで獲得しましたよ。
　そしてその決勝戦、新横浜の国際競技場で行われるわけですが。明日休日出勤だったり… おそろしく混雑しているであろう中に突っ込んでいくのが今から不安。

　昨日は昨日で、横浜にやなかが久しぶりに来ていてみんなで会う予定だったのに、仕事の都合で敢え無く欠席。この映像仕事のおかげでロクな目にあってないなぁ…

　うー。タマランなあ。
　社内製作の企画(長期？)が２本、外注のキャラモーション(短期)が１本、外注の映像仕事(中期)が１本。このうち内作のはまだ実作業に関わっていないものの（今んとこ現場監督っぽい感じ）、外注２本には製作からデータ管理からバリバリにフル回転。回転しすぎて眼ェ回りそう。スケジュール管理や他社との連絡交渉には別の人を立ててもらってるのが唯一の救いか。

　こんな生活だと、毎月のコミック雑誌発売日が数少ない娯楽なのであるが… 「アワーズLITE」が休刊ですよ。目ぼしい作品は他誌に移籍したり完結してたりしてるけど、どちらでもない作品は今後どうなってしまうのかとても心配。「Fish Song」（陽山明子）をきちんと売り込んでくれる雑誌なんてどっかにあるのかなあ… てか、「世縒り指」（騎崎サブゼロ）の単行本化は予定無いの？！ガーーーーン…
　新人育成の場として、あるいは実験作掲載の場として考えられていたのだろうか（読みきり短編とか多かったもんなあ…）、味のある作品を積極的に載せていた辺り、すっげえ評価してたのに。「アワーズ増刊」が隔月刊化したし、その手の作品掲載の場をそっちに移すってことかなあ… でもあっちの作品傾向、ヲタ路線強すぎなのがちょっとな。とにもかくにも残念無念。

「明日に続く」とか言っといて一日伸ばしちまいました。ゴメン。

　続やる気の話。モノで自分を主張しない奴は困るってのが前回の話だったんだけど、モノに自分の主張を込めすぎる奴にも困るんだ実際。いつぞやにも大したヤツがいたって話をしたけど、この前来たのは別の意味での大物でした。友人達の笑い話で何度か聞いていた、どこの専門学校にもいそうな「説明文で思想を語るヤツ」。よもや本物を目にすることになろうとは…
　提出された映像作品がしょっぱいのは別に良いんだけど、数十MBもあるWord文書が添付されてるのにまず唖然。中を見てみれば、640*480の巨大な画像をカット単位で貼り付けて（そりゃデカくもなるわ）、一枚一枚に「これは主人公の○○という気持ちを表しています」という説明文がつけられているの。あ痛たたたた。
　…俺個人の意見としては、作り手がどんな意見や思想を作品に込めても良いと思うし（ついでに言えば無理して込めなくたって良いとさえ思っている）、それを受け手に感じてもらいたいと思うのも解るのだけど、それを相手に押し付けるのはアウト。受け手がその作品に対してどんな感想を抱こうとも、例えそれが作り手の意に添わない感想だったとしても、「狙い通りの作品を作れなかった」という事実は受け入れるべき。ましてや「説明文でもつけないと解ってもらえないなあ」という作品しか作れないんなら、意味や思想を盛り込む前にまず作品を作る技術を磨いとけ。技術がなけりゃ手間暇をかけて、技術は低くても中身のある作品を作れ。…てとこです。この辺解ってない奴らが世の中ゴロゴロしてそうな感じ。

　何にせよ、ある意味いい経験ではありました。次回はどんな伝説的バカ野郎が出てくるのか、楽しみなような不安なような。

　開催の度に毎年思うもの。
「ああ、もうル・マンの季節かあ」
　今年はＣＭ目立たなかったんで今日まで気づきませんでした。まあＷ杯のＣＭばっかりだったからねえ。

　あんまりコレといったネタが無いので、リアルタイムでの話題には出来なかった「就職応募者」話でも。
　今年、うちの会社が社員募集を某誌でかけたところそれなりの人数が書類を送ってきました。多くは企画やプログラマの志望だったんだけど、デザイナーにももちろん応募があって、その書類選考を俺がやったのだったりする。
　っても別に大した事をするわけじゃない。基本的に応募してくるのは専門学校出たての奴ばかりで、技術的に拙い作品ばっかりなのはアッタリマエの話である（注：中には学生で且つ実力を既に発揮してる奴もいるんだろうけど、そんな奴はうちみたいな中小になんて応募してきません）。さすがに「人を見る」仕事なので、同僚の意見を聞きながら極力独断には陥らないよう気をつけてみたけど、結局左右したのは「やる気」でした。
　…といっても「やる気は誰にも負けません」とかいうタワゴトを信用した、とか言う話ではありません。その点に関してはむしろ逆。書類に書かれてただけなので何とも言わなかったけど、もしも目の前で言われてたらこう言い返してやります。

　やる気が無いのはもちろん困りますが、それを殊更に言われるのは逆に信用ならん。同僚の言葉を借りるのなら、「やる気があるんなら作品でそれを見せてみろ」ってーことです。大体、そう書いてる奴に限って付けてくる作品がまるっきり書き込んでないデッサンが２、３点ぱかしだったりするんだ。眼に見せられるものが何も無いから、眼に見えない（＝あるか無いかすぐに判断出来ない）ものを売りにしたがるんだよなー。

　んー、長くなりそうなので「明日に続く」にしよう。

　昨日は予定通り会社が公休、んでもって今日雨の中を出社したわけである、の、だが。
　…パブリックビューを観に来る日本サポーターの数をナメてました。下手すりゃ昨日よりよっぽど多いんじゃねえか？ というくらいのトンでもない人数が、キャパの無いヘタレな新横浜を闊歩している。それも合唱しながら。まあ気持ちもわからんではないのだが、日本が勝ちつづける限り平日だろーがなんだろーがこの調子なのかと思うと、素直に喜べん。
　とか言いつつ、結局試合時間にはスタッフ全員でテレビの前に集合。いやもう、いい試合だったなあ。前回と同じく、ドキリとさせられる場面はあっても安心して観ていられました。いつから日本代表はあんなに強くなったんだろう？ 運に助けられたところはあるにせよ、よくやってくれましたよ。

　ちなみに、夜10時近くまで外が五月蝿かったです。騒ぎすぎだよ。

　今日は新横浜の国際競技場で試合があるため、念の為会社が公休。今日だけでなく明後日もお休みです。まあ会場周辺人が居過ぎて飯が食えなくなるかもしれないしね。キャパ無いんだよあの街。
　ちょっと仕事が忙しいこともあって、実は家に仕事を持ち帰ってます。自宅のマシンがちょいとパワー不足で３Ｄの仕事をやるには向いてないんだけどね。そろそろCPUとか買いかえるかなあ… グラフィックボードも今時TNT2はねェよなあ。

　で、仕事してる最中にテレビ朝日の番組内で９日の試合の時に活動していた横浜ガーディアンエンジェルスのドキュメントやってたんだけど… 「あれあそこの店じゃねーか」とか「あの角の中古自動車屋であんな騒ぎやってたんかい！」とか、当日新横浜に行ったりしなくて本当に良かったなあ、と思いました。あれで負けてたりしたらどーなってたことか。

　いやあ、四年前のことを思うとほんっとに強くなったなあ、日本代表。（っても当時は前の会社のゴタゴタでそれどころじゃなかったけどな）
　前回の対ベルギー戦に続いてとても安定した守備で、安心して観ていられました。それでもさすがに強豪ロシア相手では脳天気に「絶対勝つ！」なんてえことは言えなかったわけなんだけど、あの稲本のゴールが… あああ。素晴らしい。楢崎のセービングも絶品だったし、ＤＦ陣も終始冷静な守備をしていたのがまた素晴らしい。
　もう対チュニジア戦に一片の不安もありませんわ。本当におめでとう＞代表。

　さくっと復活。

　UDの計算をやらせる関係で、毎日24時間フルタイムでパソコンを起動している俺なのですが、その過酷な状況のせいか、木曜日の朝起きたところ勝手に電源が落ちてました。何度主電源ボタンを押しても起動せず、ちょっと焦ったけど先日すでに電源がおかしい兆候が現れていたので冷静に対処。取り敢えず１日様子を見た上で、改善が見られなかったため今日買ってきました。
　交換の際にいくつかのカードの接触不良が地味に起きたりして、思いもかけずバタバタしたけれど何とかセッテイング完了。でも金使ったのにマシンが早くなったりしたわけではないので何となく納得行かない気分。

　くっそー。昨日は泊まる必要も無いのに会社泊してしまった。これというのもWindows2000のせい？だ。
　クライアントにメールを送る必要があったのだが、送信しようとしても途中で処理が止まってしまってメールが送れなかったのだ。同僚宛やら自分宛やら、テストメールを山のように送ったり送れなかったりしながらようやく解ったことには、メール本文に改行コードが入っていると送信に失敗するということ。そうかと言ってクライアントに無改行の読み難いメールを送りつけるわけにもいかず、結局「Mozilla（ver1.0-RC3）に付属のメーラーなら改行が入っていても送信出来る」ことを発見、ようやく送った時にはすでに午前２時。とりあえず当座は何とかなるものの、はやいとこなんとかせんとやりにくくてしょうがない。

　一方で、週末から本屋を本屋を巡るも未だに「地球美沙樹」（岩原裕二、角川書店）３巻が手に入らない。出てるんだよね？ ね？！