今週の2冊

              PINOCCHIO      (既刊・洋書)

             英語で名セリフ!    (新刊・邦書)

    
Published Book PINOCCHIO


PINOCCHIO
     日本版タイトル : ピノキオ
                  著者 : Carlo Collodi

  今週は、みなさんご存知ピノキオです。

  でも、下の"USEFULL EXPRESSIONS"に載せた出たしの部分を読んでみれば、分かると思いますが、みなさんが、日本語で子どもの頃に読んだものとは、少し違います。(大筋は、ほぼみなさんが、子どもの頃に読んだのと同じですが。)

  内容もたっぷりで、262ページの長編です。日本語のお話には、書かれていなかった細かな部分までえがかれていますので、新しい話を読むくらいのつもりでいいかもしれまんせん。

  英語は比較的簡単なので、TOEIC700点あれば、辞書無しでも結構理解できると思います。

  是非、ピノキオのような、知っている童話を英語で読んでみることをお奨めします。難しい本を数冊読むより、簡単な本をたくさん読んだ本が、英語の力はつきますよ。
 
 分類        : 物語(童話)
 こんな人に    : 簡単だけど、ちょっと厚めのペーパーバックを読みたい人
 レベル       : TOEIC 500点以上、
 英語、日本語比 : 100% : 0%
 読む場所     : 子ども部屋
 辞書の必要度  : TOEIC 700点以下は必要
 アマゾン      : http://tinyurl.com/te63c
Useful Expressions
P1

  How it happened that Mr. Cherry, the carpenter, found a piece of wood that laughed and cried like a child

  There was once upon a time...

  'A king!' my little readers will shout together.

  No, children, you make a mistake. Once upon a time there was a piece of wood.

  It was not the best, but just a common piece of wood, such as is used in stoves and fireplaces to kindle the fire and warm the rooms in winger.

  How it happened I cannot tell, but the fact is that one fine day this piece of wood just happened to be there in the shop of an old carpenter whose real name was Mr. Antonio, but everyone called hem Mr Cherry, because the tip of his nose was always as red and shiny as a ripe cherry.

New Book 英語で名セリフ!

英語で名セリフ!
著者 : アレックス藤岡    2006年9月20日発刊

  著者のアレックス藤岡さんは、アメリカで生まれ、10歳まで過ごしたとのこと。その後社会人になってから、外資系企業などで日常的に英語を使う仕事をやってこられ、今回、この本を出版しました。

  また、アレックス藤岡さんは、メルマガをいくつか発行しており、今回の「英語で名セリフ!」も、メルマガ「あの名台詞・決め台詞は英語でなんていう?」を書籍化したものです。

  取り上げられている名セリフは、

  『Wの悲劇』
     「顔をぶたないで!私女優なんだから!」
  『ごくせん』 
     「あたし?あたしはこいつらの担任の先生だよ!」
  『美少女戦士セーラームーン』 
     「月に代わっておしおきよ!」
                        などなど。

  メルマガ「あの名台詞・決め台詞は英語でなんていう?」を見てみたい人は、下記URLからどうぞ。

  http://www.mag2.com/m/0000143211.html

 分類        : テレビの日本語名セリフの英語訳集
 こんな人に    : お堅い英語の勉強に飽きた人
 レベル       : TOEICの400点以上
 英語、日本語比 : 20% : 80%
 読む場所     : 電車の中
 辞書の必要度  : TOEIC必要なし
 アマゾン      : http://tinyurl.com/ylx84u
Useful Expressions
お題No.01
『家なき子』
「同情するなら金をくれ!」

 ご存知!1994年から日テレで放映されていた、安達祐実酒宴の大ヒットドラマ『家なき子』からの名セリフ。

 これは、個人的に一番思い入れのあるセリフだ。まさに私自身の気持ちを代弁するかのよう!

 では、さっそく気合を入れて、いってみよう。

 まずは「同情」。pityや、sympathyなど候補が出てくるが、

 ここにピッタリな表現は、

 feel sorry for = 「〜に同情する」だ。

 「同情するなら」は、 if you feel sorry forっとなる。

 さらに「金をくれ!」。これはかなり強欲な言い方なので、give me moneyっとしてみよう。

 これを口語にすると、 gimme moneyになり、さっということで、完成。

 さあ、みんなで魂の叫びを解放するのだ!

If you feel sorry for me, gimme money!

心の底から気持ちを込めて叫ぶのがポイントだ!




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