今週の2冊

     Magic Tree House #2 THE KNIGHT AT DAWN (既刊・洋書)

               英語が私を強くする!    (新刊・邦書)

    
Published Book Magic Tree House #2
THE KNIGHT AT DAWN

日本語版

THE KNIGHT AT DAWN
     日本版タイトル : 黒い馬の騎士
                  著者 : Mary Pope Osborne

  4月13日号で紹介した「Magic Tree House #1 Dinosaurs Before Dark」の続編(第2巻、どの巻から読んでもいい様に、一話完結です)です。アメリカの子供向けの本ですが、なかなか馬鹿に出来ませんよ。自分も読んでみましたが、知らない単語が、1ページに1個くらいは出てきました。

  以下は、我家の小学4年生の娘が書きました。

  第一巻に続き、二回目の大冒険。妹アニーは、中世のヨーロッパの騎士に好奇心をもち、兄ジャックが止める中2人は、中世のヨーロッパへ行ってしまう。

  中世のヨーロッパを調べてから行動しようとするジャックに対しアニーはまちきれずに、お城に先に行ってしまい、アニーはいなくなってしまう。

  子どもには最適です。アニーとジャックのそれぞれの長所がいかされています。短い物語ですが、とても面白い冒険ファンタジーです。冒険はまだ始まったばかりです。2人のステキな冒険を見守って下さい。

  ここまで娘が書きました。参考にして下さい。

 分類        : 物語(初心者向け)
 こんな人に    : とにかくお手軽なペーパーバックを読みたい人
 レベル       : TOEIC 400点以上、
 英語、日本語比 : 100% : 0%
 読む場所     : 子ども部屋
 辞書の必要度  : TOEIC 700点以下は必要
 アマゾン      : http://tinyurl.com/yldker
Useful Expressions
(以下も、小学4年生の娘が書いてくれました。)

P1

Jack couldn't sleep.
He put his glasses on.
He looked at the clock. 5:30
Too early to get up.
Yesterday so many strange things had happened.
Now he was trying to figure them out.
He turned on the light.
He picked up his notebook.
He looked at the list he'd made before going to bed.
.
その夜、ジャックは、ぜんぜんねむれなかった。
めがねをかけ、時計を見た。まだ五時だ。起きるには早すぎる。
きのうは、ふしぎなことがたくさんあった。
ジャックは、まくらもとの明かりをつけて、ノートを手に取った。
ベッドにはいるまえに、きのうのできごとを書きとめておいたのだ。


New Book 英語が私を強くする!

英語が私を強くする!
著者 :English Zone 編集部    2006年9月9日発刊

  皆さんもご存知かも知れませんが、英語学習者向けの雑誌「English Zone」に連載されている「Success With English」のインタビューの中から選ばれたものをまとめたものです。

  取り上げられている人は、安藤優子、向井千秋、畑正憲、鳥越俊太郎、葉加瀬太郎、平野次郎など様々な分野の人17名です。

  内容は、彼らがいかにして、英語を習得し、それを生かしてきたが語られています。

  英語を勉強する上での動機付け、モチベーションアップに最適ではないでしょうか。やる気が出ますよ。

  添付の音声CDは、インタビューされた人が、英語で語るわけではなく、インタビューの内容をネイティブの人が、読み上げているものです。インタビューを受けた人の生の声が聞けると期待した人、インタビューを受けた人のネイティブでない発音は聞きたくないと思った人、勘違いしないように。

 分類        : 英語学習のモチベーションアップ
 こんな人に    : 英語学習にいき詰まりを感じている人
              更なるやる気をおこしたい人
 レベル       : TOEICの400点以上
 英語、日本語比 : 40%:60%
 読む場所     : どこでもOK
 辞書の必要度  : TOEIC必要なし
 音声        : CD添付
 アマゾン      : http://tinyurl.com/yys6az
Useful Expressions
P34 安藤優子(女性キャスター)

16歳で単身アメリカへ

  Yuko Ando, an anchorwoman who appears weekdays on Fuji Television's "Super News," is also known as an able reporter who has a lot of experience covering scoops in Japan and overseas. Her Achievements, such as exclusive interviews with former British Prime Minister Margaret Thatcher and former U.S. President Bill Clinton, are largely the result of her English language ability. So it might be a little difficult to believe she only lived abroad in the U.S. as a high school student for one year. Since then, how has she been able to keep up her English ability to the point that she has become a leading expert on international news?

  平日フジテレビの「FNNスーパーニュース」に出演している女性ニュースキャスター、安藤優子さんは、国内外で数々のスクープ報道を伝えてきた経験を持つ有能なリポーターとしても知られている。マーガレット・サッチャー元イギリス首相やビル・クリントン前大統領との独占インタビューなど、彼女が成し遂げてきたことは、彼女の英語力によるところが大きい。そのため、安藤さんの海外在住経験が、アメリカで高校生として過ごした1年間だけというのは、少々信じがたいかもしれない。それ以来、彼女はどの様にして、国際報道の第一人者になるほどの英語力を維持してきたのだろうか。

  She believes it was perfect timing when she went to the U.S. as an exchange student at age 16. Back then, she didn't have to be shy about her poor English. "Adults tend to be excessively self-conscious," Ando says. During her time in the U.S., when she truly needed to communicate with people around her, she tried to copy sentences she heard from others. "By doing this, I got to know, for example, 'in fact' is cooler than 'as a matter of fact' when trying to properly get the attention of an opponent." Ando continues, "my greatest teacher was the 7-year-old son of my host family. He was patient enough to correct my pronunciation until I got the right sounds."

  彼女は、16歳で交換留学生としてアメリカに渡ったのは、最高のタイミングだったと考えている。当時、自分の下手な英語を恥ずかしがる必要がなかったのだ。「大人は必要以上に自信過剰になりがちです」と安藤さんは言う。アメリカ滞在中、周りの人と真剣に意思疎通をしなければならなかったときには、他人から聞いた文章をまねるようにした。「こうすることで、例えば、相手の関心をきちんと引こうとする場合は『in fact』の方が『as a matter of fact』より格好いいということを知るようになりました」と安藤さんは話し、こう続ける。「一番の先生は、当時7歳だったホストファミリーの息子さんでした。彼は、私が正しく発音できるまで辛抱強く発音を直してくれたのですよ」


 このページに関するご意見、ご感想をお聞かせ下さい。
 sam_mag2@yahoo.co.jp

 「Books for English-learners」は、英語を学ぶことが目的ではなく、英語を通じて何かをし、幸せになりたいと願っている管理者(Sam)が、同じ様に英語を通して何かをしたい人に、少しでもお役に立てればと思い、毎週1から3冊を目標に英語に関係する書籍を紹介するホームページです。出版社、及び著者から依頼されて取り上げることはありません。

 このサイトは営利目的に主眼をおいておりません。サイトの容量、付加を軽くするために、表紙の見本写真は、Amazon.co.jpのリンク表示になっています。お気に入りの書籍購入サイトがある場合は、そちらから購入いただいても結構です。このサイト経由でAmazonから書籍を購入していただいた場合、そのアフィリエート収入は、今後メルマガおよびこのサイトで取り上げる書籍の購入費の一部に充てさせて頂きます。

 紹介欄のコメントは、あくまでも管理者個人の感想で、他の方が読まれた時には、別の感想を持たれることもありうることをご了解下さい。
 
 管理者の自己紹介:工学部系大学院を卒業。現在、化学メーカーに勤務の40代会社員。3年間のアメリカ赴任経験あり。