今週の1冊

    My STROKE of INSIGHT (洋書・既刊)

   

今週の言葉

  My stroke of insight would be:
Peace is only a thought away, and all we have to do to access it is silence the voice of our dominating left mind.

         『My STROKE of INSIGHT』より

Published Book

My STROKE of INSIGHT


My STROKE of INSIGHT
            著者 : JILL BOLTE TAYLOR, Ph.D.  

  この本は、脳科学者である著者が、37歳のある朝、突然脳いっ血に襲われたその時の状況、その後の手術、リハビリの生活を綴ったものです。

  1996年の10月10日の朝、著者のJill Bolte Tayorは、突然左脳に脳いっ血をおこす。一人暮らしをしていた彼女は、助けを求めようと、電話で救いを求めようとするが、電話番号が出てこない。やっと思い出した電話番号でかけようとするが、かけている最中に電話番号が脳から消え去ってしまう。さらには、電話をやっとの思いでかけるが、今度は思うように声が出てこない。まるで、赤ん坊に戻ってしまった様な状態に。しばらくして、彼女は脳の手術を受けゴルフボール程の血の塊を摘出する(その手術後の13針の縫いあとの写真が出ていますが、ちょっと痛々しいです)。

  徐々に回復し、その得られた貴重な経験を、脳科学者として、冷静に見つめなおして、この本に纏め上げました。

  英語は、ちょっと専門的な用語(たとえば、left hemisphere左脳など)が出てきますが、一度辞書で調べてしまえば、後は比較的すんなり読みこなせるのではないでしょうか。

 分類         : 実話
 こんな人に     : 脳、脳いっ血について知りたい人
 レベル        : TOEIC800点
 英語、日本語比  : 100% : 0% 
 読む場所      : リビング
 辞書の必要度   : TOEIC700点以下の人は必要
 アマゾン       : http://tinyurl.com/kntvu6
Useful Expressions
P36 FOUR
Morning of the Stroke

It was 7:00 A.M. on December 10, 1996. I awoke to the familiar tick-tick-tick of my compact disc player as it began winding up to play. Sleepily, I hit the snooze button just in time to catch the next mental wave back into dream.land. Here, in this magic land I call "Thetaville" - a surreal place of altered my spirit beamed beautiful, fluid, and free from the confines of normal reality.

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