今週の2冊

     WAYSIDE SCHOOL Gets a Little Stranger (洋書・既刊)

     Hi!英語丼 (新刊・邦書)

   

今週の言葉

  Okay, I'll give myself a pat on the back.

 (自分をほめるときは控えめに)
 よおし、自分の背中をぽんと叩いてほめてやるか。


         
『Hi!英語丼』より


Published Book

WAYSIDE SCHOOL Gets a Little Stranger

   WAYSIDE SCHOOL Gets a Little Stranger
            著者 : LOUIS SACHAR 
  
  11月6日号と20日号で紹介した『WAYSIDE SCHOOL』シリーズの3作目です。

  前作2巻に引き続き、19階のない30階建てのWAYSIDE SCHOOLに引き起こされるハチャメチャなお話30編です。

  登場人物は、学校の先生、生徒、そして最後には、Little Strangerこと生まれて4日目の赤ちゃんまで、ありとあらゆる人物。

  一編4−5ページの短編ですから、電車の2−3駅で一編ペースで読めちゃいますよ。

  英語のレベルは、初級者向きですので、中級者以上の人は、電車の中で、辞書なしで十分読めてしまいます。電車などで、辞書を引くのが出来ない状況で読むことが可能な、オススメのペーパーバックです。

 分類        : 児童書
 こんな人に    : 簡単なペーパーバックを読みたい人
              『Holes』のファンの人
 レベル       : TOEIC500点以上
 英語、日本語比 : 100%
 見る場所      : 電車、子供部屋
 辞書の必要度  : TOEIC700点以下必要
 アマゾン      : http://tinyurl.com/64r4ew

Useful Expressions
P1

1, EXPLANATION

For two hundred and forty-three days, a lonely sign hung on the front of the old school building.
On some days a child would come, look at the sign, then sadly walk away.
Or else a child would come, look at the sign, stand on her head, then walk away.


New Book

Hi! 英語丼

   Hi! 英語丼
            著者 : 遠山 顕   2008年7月30日 
  
  この本は、『ラジオ英会話』でおなじみの遠山顕先生が、『AERA English』に2年間執筆していた『遠山顕の英語の森探検隊』をまとめ上げたものです。

  英会話でよく使うちょっと気の利いたフレーズが、24のシチュエーションごとにまとめられていて、その使い方、ニュアンスも解説されている便利な本です。

  フレーズ一つ一つは、短文で英単語5語から10語程度から成り立っている比較的覚えやすいものばかりです。全て暗記して、とっさに口をついて出てくるようにすることをオススメします(自分も今全てを丸暗記しようと、Excelでフレーズ集を作成中です。公開したいところですが、著作権に抵触するのでやめておきます)。

  この本について詳しく見たければ、AERA Englishの『英語丼』の下記サイトをのぞいて見て下さい。本の中の例文の音声も載っています。本を見ながら、聴くと効果的です。私もMP3プレヤーで、通勤電車の中で最近聞いています。

  http://www.aera-net.jp/english/080718_000093.html

  また、遠山顕先生について知りたい人は、先生のホームページをのぞいて見て下さい。

  http://www.kentoyama.com/tindex.html

 分類        : 英会話フレーズ集
 こんな人に    : 気の利いた短いフレーズを覚えたい人
              『ラジオ英会話』の遠山顕先生のファンの人
 レベル       : TOEIC400点以上
 英語、日本語比 : 30% : 70%
 見る場所      : 電車の中
 辞書の必要度  : 必要なし
 音声        : 専用サイトからダウンロード可能
 アマゾン      : http://tinyurl.com/5tp4rl

Useful Expressions
P20 『ほめる』

I've got to hand it to you, Alex!
やったね、アレックス!

itはthe credit(称賛、手柄)の意味。最後に相手のファーストネームを呼ぶと実感が出る。こう言いながら相手に手の平を差し出し、お互いパシッと打ち合うようなしぐさを添えることも。

You know what you're doing.
君なら安心だ。

あなたは自分のやっていることがわかっている=信頼してるよ、というほめ言葉。He/She knows what he/she's doing.と言えば、彼/彼女は信頼できるとか、仕事が出来るといった意味。

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 「Books for English-learners」は、英語を学ぶことが目的ではなく、英語を通じて何かをし、幸せになりたいと願っている管理者(Sam)が、同じ様に英語を通して何かをしたい人に、少しでもお役に立てればと思い、毎週1から3冊を目標に英語に関係する書籍を紹介するホームページです。出版社、及び著者から依頼されて取り上げることはありません。

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 管理者の自己紹介:工学部系大学院を卒業。現在、化学メーカーに勤務の40代会社員。3年間のアメリカ赴任経験あり。