今週の1冊

   外交官の父が伝える素顔のアメリカ人の生活と英語  (邦書・新刊)


   

今週の言葉

 It is never to late to become what you might have been. (George Eliot)

  なりたかった自分になるのに遅すぎるこということはない.

            『外交官の父が伝える素顔のアメリカ人の生活と英語』より

New Book

外交官の父が伝える素顔のアメリカ人の生活と英語

   外交官の父が伝える素顔のアメリカ人の生活と英語
            著者 : 小原 雅博  2008年5月15日

  著者が、アメリカに外交官として赴任して、素顔のアメリカ人と接して、感じたこと思ったことをまとめた本です。

  取り上げられているテーマとしては、

第1章 愛 Love
第2章 お金 Money
第3章 人生 Life
第4章 家族 Family
第5章 健康 Health
第6章 教育 Education
第7章 休暇と娯楽 Holiday and Pleasure
第8章 政治と社会 Politics and Society

  と、多岐に渡っています。

  アメリカ留学を経験した人の本は、良く見かけますが、外交官が書かれた読み物的本は、本書くらいではないでしょうか。外交官が書かれたからと言っても、決して堅苦しい内容ではないので、ご安心を。

  この本は、現在のアメリカを知るためのハンドブックとしてだけでなく、各話題、テーマについて、生きた英語(単語)を知る英語学習書としても結構役に立ちます。新書サイズなので、通勤通学の電車の中で読んでみては、如何でしょうか。

 分類        : アメリカ文化
 こんな人に    : アメリカで外交官をしていた人が、アメリカ人をどう見ていたかを知りたい人
 レベル       : TOEICの点数関係なし
 英語、日本語比 : 20% : 80%
 読む場所      : 電車のなか
 辞書の必要度  : 必要なし
 アマゾン      : http://tinyurl.com/48hs2u

Useful Expressions
P87 アメリカの大学生は勉強熱心

  このことを十分すぎるほど知っているかのように、アメリカの大学生は本当によく勉強する。留学していた頃、ITを学んでビジネスで成功した友人は、「なりたかった自分になるのに遅すぎるこということはない(It is never to late to become what you might have been.)」(George Eliot)と信じて毎朝、今日こそはと自分を叱咤し(vigorously encourage myself)、そして就寝時には、今日はよくやったと自分を褒めてやっていた。

  また、法律を専攻し優秀な弁護士になった女友達は、毎日鏡に映った自分の顔を見ながら、「他の誰かの真似ではなく、自分自身の最高を目指せ(Be a first rate version of yourself, not a second rate version of someone else.)」(Judy Garland)を声に出して決意表明し、何事にも全力を尽くす(do your best)ことを実践していた。



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