今週の2冊

        Kira-Kira     (洋書・既刊

       

    
今週の言葉

    
今週はお休みです。


Published Book Kira-Kira

Kira-Kira
        著者 : Cunthia Kadohata    

  2005年の「ニューベリー・メダル」を受賞した作品です。

  お話の主人公は、1950年代にアイオワからジョージアへ引越していく一組の日系人家族タケシマ家。物語は、LynnとKatieの姉妹を中心に繰り広げられ、日系人に対する偏見と、いつか自分お家を持ちたいと願い働きづめの両親、そして病気で衰えていく姉のLynnについて、妹のKatieが語部となって進んでいきます。

  読んでいる自分たちが、日本人だからこそ、出てくる単語の意味、生活習慣が理解でき、いかにこの時代にアメリカに住んでいた日系人が苦労してたかが解ります。

  そして特に、日本人だからこそ主人公が口にする"Kira-Kira"という言葉が心にしみてくるお話です。

  英語は、非常に平易な単語が並べられていますから読みやすいです。しいて難しい単語と言えば、姉のLynnがかかった病名等でしょうか?TOEIC800点の人は、3時間くらいで読破出来るレベルです。

 分類        : 物語
 こんな人に    : 簡単なペーパーバックを読みたい人
 レベル       : TOEIC 600点以上
 英語、日本語比 : 100 : 0%
 読む場所     : 電車の中
 辞書の必要度  : 700点以下必要
 アマゾン      :  http://tinyurl.com/3us5fv
Useful Expressions
P242

Dear Diary,

To my parents I leave the contents of my bank account, $5.47.

To Sammy I leave the two-dollar bills hidden in my top left desk drawer. I also leave him all my toys and the candy bar in my bottom right desk drawer.

To Katie I leave my diary, my dictionary, and my encyclopedia, which she had better use.

Signed
Lynn Akiko Takeshima


 このページに関するご意見、ご感想をお聞かせ下さい。
 sam_mag2@yahoo.co.jp

 「Books for English-learners」は、英語を学ぶことが目的ではなく、英語を通じて何かをし、幸せになりたいと願っている管理者(Sam)が、同じ様に英語を通して何かをしたい人に、少しでもお役に立てればと思い、毎週1から3冊を目標に英語に関係する書籍を紹介するホームページです。出版社、及び著者から依頼されて取り上げることはありません。

 このサイトは営利目的に主眼をおいておりません。サイトの容量、付加を軽くするために、表紙の見本写真は、Amazon.co.jpのリンク表示になっています。お気に入りの書籍購入サイトがある場合は、そちらから購入いただいても結構です。このサイト経由でAmazonから書籍を購入していただいた場合、そのアフィリエート収入は、今後メルマガおよびこのサイトで取り上げる書籍の購入費の一部に充てさせて頂きます。

 紹介欄のコメントは、あくまでも管理者個人の感想で、他の方が読まれた時には、別の感想を持たれることもありうることをご了解下さい。
 
 管理者の自己紹介:工学部系大学院を卒業。現在、化学メーカーに勤務の40代会社員。3年間のアメリカ赴任経験あり。