今週の2冊

         WHERE THE WILD THINGS ARE    (洋書・既刊


      日本の地理・歴史の知識と英語を身につける (邦書・新刊)

    
今週の言葉

  
I'LL EAT YOU UP!

     食べちゃうぞ

          『WHERE THE WILD THINGS ARE』より
 『『』』

Published Book WHERE THE WILD THINGS ARE
WHERE THE WILD THINGS ARE
            著者 : Maurice Sendak

  今週は、クリスマスに、小学生低学年以下のお子さんに英語の絵本をプレゼントしたいと考えている人に、最適の英語の絵本を紹介します。

  タイトルは"WHERE THE WILD THINGS ARE"。表紙の絵はちょっととっつきにくいですが、本を読んでいくうちに、このグロテスクな怪獣たちが、かわいく思えてきます。

  主人公の男の子Maxは、オオカミの着ぐるみを着てしたいたずらの罰に、お母さんから夕食抜きで、bed roomに追いやられてしまう。そこから、奇想天外の冒険が始まります。お話は、非常に単純ですが、読んでいてほのぼのします。

  英語のレベルとしては、これまで紹介してきた中では、一番簡単な部類に入ると思います。でもTOEIC700点以下の人には、絶対知らない単語に遭遇すると思います。

  子供へのクリスマスプレゼントにどうぞ。どちらかというと、男の子向きですね。(ちなみに、自分は、娘に読んでみたらとすすめられました。)

 分類        : 物語
 こんな人に    : 童心に帰りたい人、もっとも簡単な英語の本を読みたい人
              子どものクリスマスプレゼントに英語の絵本をと考えている人
 レベル       : TOEIC 300点以上
 英語、日本語比 : 100 : 0%
 読む場所     : 子供部屋
 辞書の必要度  : TOEIC 600点以下は必要
 アマゾン      : http://tinyurl.com/2p7ged
Useful Expressions
The night Max wore his wold suit and made mischief of one kind

and another

his mother called him "WILD THINGS!"

and Max said "I'LL EAT YOU UP!"

so he was sent to bed without eating anything.

New Book 日本の地理・歴史の知識と英語を身につける

日本の地理・歴史の知識と英語を身につける
      著者 : 植田 一三 2007年7月25日発刊   

  今週は、英語で地理と歴史を勉強する本です。

  英語で、日本人が絶対知っておかなければならない地理と歴史の知識を学び、英語で発信できるようにするのがねらいです。通訳ガイド試験、英検、国連英検の面接試験のための副読本としても有益ではないでしょうか。

  内容は、以下の通りです。

  第1章 日本地理の基礎知識と英語表現
  第2章 世界地理の基礎知識と英語表現
  第3章 通史のの基礎知識と英語表現
  第4章 経済史の基礎知識と英語表現
  第5章 外交史の基礎知識と英語表現
  第6章 文化史の基礎知識と英語表現
  第7章 戦後史の基礎知識と英語表現
  
  音声CDも添付されていますので、聞き取り、発音練習にも使えます。P365と結構読みでもありますよ。

 分類        : 日本地理・歴史
 こんな人に    : 英語で地理・歴史を学びたい人、通訳ガイド試験を受ける人
 レベル       : TOEIC600点以上
 英語、日本語比 : 40% : 60%
 読む場所     : 声を出して読める場所
 辞書の必要度  : 必要なし
 音声        : CD添付
 アマゾン      : http://tinyurl.com/294cuk
Useful Expressions
P250 仏教史(History of Buddhism in Japan)
「古代から日本人の心を動かしてきた仏教の影響とは!?」

  仏教(Buddhism)は、日本人にとって最もなじみの深い宗教であり、盆(Buddhist midsummer festivals to welcome the souls of the dead)や彼岸(Buddhist services performed during the equinoctial week)などの仏教由来の行事は日本人の生活に深く浸透している。しかし、もはや宗教心から仏教を信じる人は少なく、かかわるのは葬式(funeral)・法事(Buddhist memorial service)・墓参り(visiting one's ancestor's grave)くらいとなっていて、現代の仏教は「葬式仏教」(Buddhism for funeral rites)である、と言われるのも無理はない。

  インドに生まれ、中国・朝鮮を通じて伝わった仏教は、かつては民衆の心のよりどころ(salvation)となり、苦しい人生の唯一の救いであった時期もあれば、国家神道(State Shinto)に押されて排斥された時期もある。その有為転変の歴史を、仏教伝来(introduction of Buddhism)からたどってみよう。

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