今週の2冊
THE E-MYTH REVISITED (洋書・既刊)
敬語の英語 実践編 (邦書・新刊)
今週の言葉
There is an old Chinese proverb that says
When you hear something, you will forget it.
When you see something, you will remember it.
But not until you do something, will you understand it.
中国には次のようなことわざがある。
聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。
しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解できない。
「THE E-MYTH REVISITED」より |
Published Book |
THE E-MYTH REVISITED
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日本語版
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THE E-MYTH REVISITED
日本語版タイトル : 成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう
著者 : Michael E. Gerber
以前に紹介した”Rich Dad, Poor Dad"「金持ち父さん、貧乏父さん」の中で、取り上げられていた本です。私も、「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んで購入しました(最近まで、読まずに本棚で寝ていましたが)。
内容は、個人商店などのスモールビジネスを興そうとしている人たちが、なぜ失敗して、挫折してしまうのか、どうしたら上手くいくのかを説いています。
本の中では、例として、おいしいパイの店を開いた女性が、経営行き詰まり、その原因は何で、どうやって改善すれば良いかが解説されています。特技を生かして店を開こうとして方は、一読の価値ありです(自分もサラリーマンですが、いつかは自分のスモールビジネスを始めたいと考えています)。
英語は、中級レベル以上の方向けでしょうか。とにかくスモールビジネスに興味のある英語学習者は、絶対に読んでみてください。
分類 : ビジネス
こんな人に : 起業したい人
レベル : TOEIC 700点以上
英語、日本語比 : 100% : 0%
読む場所 : 起業しようとしている瞬間にいる場所
辞書の必要度 : TOEIC800点以下は必要
アマゾン : http://tinyurl.com/38cq4t
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Useful Expressions |
P26
If The Manager lives in the future and The Manager lives in the past, The
Technician lives in the present. He loves the feel of things and the fact
that things can get done.
起業家が未来を生き、マネジャーが過去を生きているとすれば、職人は現在を生きる人である。
P65
A Mature company is started differently than all the rest. A Mature company is founded on a broader perspective, an entrepreneurial perspective, a more intelligent point of view. About building a business that works not because of you but without you.
普通の会社は運任せに経営されているように見えるけど、成熟期に入った会社は長期的なビジョンをもっていて、それを中心に経営されている。長期的なビジョンをもっていることこそが、起業家的な経営の方法なんだ。会社がつくられたころから、この考え方で経営されてきたから、成長を続けることができる
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New Book |
敬語の英語 実践編 |
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敬語の英語 実践編
著者 : デイヴィット・セイン 佐藤淳子 2007年 5月 5日発刊
英語本では、有名なデイヴィット・セインさんの本です。今回は、共著の佐藤さんの手助けもあってか、かなり良く日本人向けにまとまっています。デイヴィットさんの本の中では、個人的には上のレベルでしょう。
本書は、敬語というか丁寧な英語表現に関するもので、内容は、
Chapter 1 覚えておきたい基本語句
would, could, may, shall, wonder, have to, suppose, forgive, care, happen,
afraid, must, mind, rather, if Oh, perhaps, do
Chapter 2 困ったときのフレーズ
ビジネス、社内、電話・メール、パーティー、旅先・街、友人・恋人
表現は、シチュエーションごとに「とても丁寧」「常識的に丁寧」「ズバリ、言いたいこと」の3つの表現が書かれています。
あなたは、丁寧な表現で良く使用されるcouldとwouldの違いを理解していますか?わからない人は、是非この本を読んでみて、練習してみてください。CDも添付されていて、発音練習もできますよ。
本の内容、CDのサンプル音声を聞きたい人は、下記のJapan Timesのページからどうぞ。
http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Detail.do?id=1265
分類 : 敬語
こんな人に : 自分の使用している英語の敬語に自信がない人
レベル : TOEIC 500点以上
英語、日本語比 : 30 : 70%
読む場所 : オフィース
辞書の必要度 : 必要なし
音声 : CD添付
アマゾン : http://tinyurl.com/2zv3v5
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Useful Expressions |
P90 メールで返事を催促する
「とても丁寧」
Would it be possible for you to answer my August 17th e-mail by Friday
morning?
8月17日付けのメールへのお返事を、金曜日朝までにいただくことはできますでしょうか。
(一度目に送る丁寧な催促)
「常識的に丁寧」
Would you please answer my August 17th e-mail by Friday morning?
8月17日付けのメールへのお返事を金曜日朝までにいただけますか?
(2度目に送る催促。上の表現よりストレート)
「ズバリ、言いたいこと」
Please answer my August 17th e-mail by Friday morning.
8月17日付けのメールへの返事を金曜日朝までにください。
(数度めに送る担当直入な催促、なかなか返信してこない相手に対して、こちらの意思をストレートに伝える表現) |
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sam_mag2@yahoo.co.jp
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管理者の自己紹介:工学部系大学院を卒業。現在、化学メーカーに勤務の40代会社員。3年間のアメリカ赴任経験あり。 |
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