今週の2冊

        The Google Story (洋書・既刊


       映画で学ぶおしゃれな英語 (邦書・新刊)

    
今週の言葉

 
The only way you are going to have success is to have lots of failures first.

 成功に導く唯一の道は、まず失敗をたくさんすること

       『The Google Story』より


Published Book The Google Story

日本語版
The Google Story
日本語版タイトル : Google 誕生       著者 : David A. Vise    

  今やパソコンを使う人ならだれでも知っているGoogle. その誕生は、世界中のWebページをすべてダウンロードしたいと考えたスタンフォード大学の学生ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによってなされたものです。

  この本は、不可能と思われることを無視して、やりたいと思ったことを、とことん求めたラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンを中心としたドキュメンタリーです。実話ですから、下手なビジネス書よりよっぽど面白いし、ためになります。

  Googleのモットーは"Don't Be Evile."(邪悪になるな)

  どこまで、この創業者の信念が受け継がれていくか、これからのGoogleの活動が楽しみです。

  英語は、思ったほどむずかしくありません。ちょっと長いですが、是非Googleを愛用している人は、読んでみてください。

 分類        : ドキュメンタリー
 こんな人に    : グーグル誕生秘話を知りたい人
 レベル       : TOEIC 600点以上
 英語、日本語比 : 100 : 0%
 読む場所     : パソコンの前
 辞書の必要度  : TOEIC 800点以下は必要
 アマゾン      : http://tinyurl.com/2z8xmx
Useful Expressions
P11
  "So optimism is important, You have to be a little silly about the goals you are going to set. There is a phases I learn in college called, 'Having a healthy disregard for the impossible,'"Page said. "That is a really good phrase. You should try to do things that most people would not."

  だからね、楽観的に考えることが大事なんだ」とページはつづけた。「こうしようと決めた目標に向かうときは、ちょっとまぬけでなくちゃいけないのさ。ぼくが大学で学んだことばに、こんなのがある。『不可能に思えることには、できるだけ無視の姿勢で臨むこと。』」ページは言った。「これってほんとうにいいことばだろう。出来るはずがないと思われていることに挑戦すべきなんだ」

P16
  "The only way you are going to have success is to have lots of failures first."said Brin.

  成功に導く唯一の道はまず失敗をたくさんすることだからね。

New Book 映画で学ぶおしゃれな英語

映画で学ぶおしゃれな英語
        著者 : 原島 一男  2007年 3月 25日発刊    

  この本は、1997年4月から2006年3月までNHK英語講座『3か月英会話』、『英会話トーク&トーク』、『100語でスタート!英会話』のテキストに連載されたコラムからの抜粋を、アレンジしたものです。その当時、テキストを見た方は、「アー、あれか」とピンと来たのではないですか?

  映画45本を取り上げ、その中に出てくるフレーズのスクリプトと訳、そして、重要フレーズを「おしゃれなフレーズ」として、他の映画でも使われている同じようなフレーズをまとめあげています。よっぽどの映画好きな人でなければ、ここまで、映画のフレーズのデーターベースは作れないでしょう。著者の努力に感服です。

  出来れば、DVDの何時間何分でこのフレーズが使われているか、書かれているともっと良かったですね。でもとにかく、映画好きで、英語を勉強している人には、たまらない一冊です。

 分類        : 英会話
 こんな人に    : 映画好きな人
 レベル       : TOEIC 500点以上
 英語、日本語比 : 40 : 60%
 読む場所     : DVDが見れる部屋
 辞書の必要度  : 必要なし
  アマゾン     :  http://tinyurl.com/2vabrb
Useful Expressions
P102 『ターミナル』

ニューヨークのJFK空港に着いたビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、ほとんど英語を話せません。彼はクラコウジアという小さな村からやってきました。英語を話せなくても入国審査はパスしますが、ビクターは思わぬハプニングに見舞われます。それは、クラコウジアでクーデターが起こり、事実上、国家が消滅、ビクターのパスポートもビザも無効になったのです。

Mr. Navorski. Look, I cannot allow you to enter the U.S. at this time.
「ナボルスキーさん、今のところ、わたしは、あたなをアメリカへ入国させることはできません」

「おしゃれなフレーズ」
allow 〜 to 〜 = 〜に〜することを許可する
I'm not allowed to need you ... or rely on you .. I'm free to leave! But I do need you.
「わたしはあなたを必要とすることも、頼ることもゆるされないのね。わたしはいつでも去るわ。でも、あなたが必要なの。」


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 管理者の自己紹介:工学部系大学院を卒業。現在、化学メーカーに勤務の40代会社員。3年間のアメリカ赴任経験あり。