今週の2冊

          An Inconvenient Truth (洋書・新刊


         英語をEnglishに変える50のツボ (邦書・新刊)

    
今週の言葉

   It is our time to rise again to secure our future.

  将来を守るため、私たちはもう一度立ち上がらなければならない。

        
An Inconvenient Truth』より

New Book An Inconvenient Truth

日本語版
An Inconvenient Truth
日本語版タイトル : 不都合な真実        著者 : Al Gore
発刊日 : 2006. 8.17 

  アメリカ前副大統領で、2000年の大統領選挙において、おしくもBush現大統領に負けたAl Gore氏の書かれた本です。

  テレビ、雑誌でも再三取り上げられていますので、みなさんもタイトルだけは、知っているのではないでしょうか。

  現代社会の繁栄が、自然を犠牲にして成り立っているか、言葉だけでなく写真で示されています。多くの人が、その写真を見て、ショックを受けると思います。

  アメリカが、全世界の温室効果ガスの排出量の1/3を占めている事実を知りながら、京都議定書にサインしなかったことに腹が立ってくると同時に、日本も1国で世界の3.7%の温室効果ガスを排出している事実を知り、改めて資源の無駄使いをしては、ならないと自分も教えられました。

  みなさんも、小さなことから環境保護に貢献しましょう。自分も、車での外出を極力抑えるように努力するつもりです。

  ちょっと内容を知りたい人は、下からどうぞ。

    http://www.climatecrisis.net/

  ちなみに、著者のAl Gore氏のホームページは、以下の通りです。

   http://www.algore.com/

 分類        : ドキュメンタリー
 こんな人に    : 地球を愛する人
 レベル       : TOEIC 400点以上
 英語、日本語比 : 100 : 0%
 読む場所     : 環境破壊が進んでいる工業地帯
 辞書の必要度  : TOEIC 700点以下は必要
 アマゾン      :  http://tinyurl.com/2rkzmj
Useful Expressions
(訳は、日本語版『不都合な真実』より

P250

   As shown in this graphic representation of every nation's relative contribution to global warming, the United States is responsible for more greenhouse gas pollution than South America, Africa, the Middle East, Australia, Japan, and Asia - all put together.

  (グラフ省略)
  UNITED STATES      30.3%
  CENTRAL AMERICA    3.8%
   + SOUTH AMERICA
  EUROPE            27.7%
  RUSSIA            13.7%
  JAPAN             3.7%
  MIDDLE EAST        2.6%
  SOUTH ASIA        12.2%
    (INDIA, CHINA)
  AUSTRALIA          1.1%
  AFRICA             2.5%

  このグラフは、各国がどのくらい温暖化の原因になっているか、その割合を示したものだ。米国は、中南米、アフリカ、中東、オーストラリア、日本、アジアのすべてを合計した以上の温室効果ガスを排出していることがわかる。

P300
  It is our time to rise again to secure our future.

  将来を守るため、私たちはもう一度立ち上がらなければならない。

New Book 英語をEnglishに変える50のツボ
英語をEnglishに変える50のツボ
        著者 : 筒井 健二  2007年 3月 3日発刊    

  みなさん、英語の学習に励んでいますか?

  今週は、まじめに英語の勉強をしている人に、息抜きのための一冊です。

  日本人が、まじめに日本語を英語に直した時に生じるちょっとおかしな英語を、どこがおかしいのかを親切に説明してくれいる書です。いいですね、この手の本にしては、非常に気楽に読めて。私は、会社の昼休みの一時間を利用して、二日で読んでしまいました。

  「彼は私の友達です」を英語に直した時に、
 He is my friend.

   これのどこがおかしいかわかりますか?ネイティブなら

  He is a friend of mine.

  または、

  He is one of my friends.

  と言いますよね。こうした内容を、丁寧に解説してくれています。

  著者の筒井さんが経営している「英会話チャンプ」のホームページは下記です。興味ある人は、のぞいてみてください。

www.geocities.jp/kenchampy/

 分類        : 読み物
 こんな人に    : 英語の勉強の息抜きに
 レベル       : TOEIC 400点以上
 英語、日本語比 : 20 : 80%
 読む場所     : 電車の中
 辞書の必要度  : 必要なし
 アマゾン      :  http://tinyurl.com/2kj33t
Useful Expressions
P110 かゆい、ひざ、太陽、彼女、行け、岩
      さあ、何のことかわかるかな?

  Itchy(かゆい)、Knee(ひざ)、Sun(太陽)、She(彼女)、Go(行け)、Rock(岩)

  私の友人のMikeは日本に10年以上いたが、日本語はほとんど話せなかった。そんな彼が少し自慢げに日本語の1,2,3,4,5,6をこんな風に覚えているアメリカ人がいると言っていた。7は?と聞いたら黙って苦笑していた。

  彼が「ビル、プリーズ」と言うとよくカウンターの中の親父さんが、「ハイヨ」とその英語が聞き取れたとばかりに、勢いよく新しいビールの栓を抜いた。
Mike困る。

  Bill, please. (お勘定お願いします)


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 「Books for English-learners」は、英語を学ぶことが目的ではなく、英語を通じて何かをし、幸せになりたいと願っている管理者(Sam)が、同じ様に英語を通して何かをしたい人に、少しでもお役に立てればと思い、毎週1から3冊を目標に英語に関係する書籍を紹介するホームページです。出版社、及び著者から依頼されて取り上げることはありません。

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