今週の2冊

           LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS (既刊・洋書)


          英語で自分をアピールできますか?   (邦書・新刊)

    
今週の言葉

  Once upon a time, many years ago, a little girl lived in the Big Woods of Wisconsin, in a little gray house made of logs

  むかしむかし、いまから百年以上もまえに、北アメリカ、ウィスコンシン州の「大きな森」の丸太づくりの小さな灰色の家に、小さな女の子が住んでいました。

      
『LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS』より

Published Book LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS

日本語版
LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS
日本語版タイトル : 大きな森の小さな家        著者 : Laura Ingalls Wilder    

  日本語のタイトル「大きな森の小さな家」は、皆さん一度は,その名前を聞いたことがあるではありませんか。

  この本は、著者のLaura Ingalls Wilder(1867年〜1957年)の自伝的作品です。Laura Ingalls Wilderについて詳しく知りたい人は、下を覗いてみてください。

  http://tinyurl.com/2mn858

  19世紀の終わりごろウィスコンシン州の人里離れた山の中で、Wilder一家が如何に生き抜いたか、そして小さな女の子だったLauraが、どの様にして自然と戯れながら成長していったかが、子供たちに読みやすく描かれています。また、アメリカの中西部開拓時代の生活を垣間見ることが出来ます。Laura Ingalls Wilderが生まれた年は、日本で言うと、江戸時代が終わって、明治になった年ですね。日本の明治時代に、アメリカではこんな生活を送っていた人がいたんだと思うと、何だか不思議な気分になります。

  子供向けに書かれた本ですから、非常に読みやすく、難しい文体も出てきません。気軽に読む1冊には、もってこいです。

 分類        : 物語
 こんな人に    : NHKのテレビ「大きな森の小さな家」を見ていた人
 レベル       : TOEIC 500点以上
 英語、日本語比 : 100 : 0%
 読む場所     : 自然いっぱいの山小屋
 辞書の必要度  : TOEIC 700点以下は必要
 アマゾン      : http://tinyurl.com/2s5zfx
Useful Expressions
Chapter 1 Little HOUSE In The Big WOODS

  Once upon a time, many years ago, a little girl lived in the Big Woods of Wisconsin, in a little gray house made of logs.

  The great, dark trees of the Big Woods stood all around the house, and beyond them were other trees and beyond them were more trees. As far as a man could go to the north in a day, or a week, or a whole month, there was nothing but woods. There were no houses. There were no roads. There were no people. There were only trees and the wild animals who had their homes among them.

第一章 「大きな森」の小さな家

  むかしむかし、いまから百年以上もまえに、北アメリカ、ウィスコンシン州の「大きな森」の丸太づくりの小さな灰色の家に、小さな女の子が住んでいました。

  その家は、「大きな森」のくろぐろとしげった大木にかこまれ、その大木の先にも、またその先にも、どこまでも大木がしげっていました。人が、北へむかって、一日、一週間、いいえ、まるひと月歩きつづけても、この森からぬけだすことはできないのです。家は一軒もなく、道もありません。人もいません。あるのは木ばかり、見かけるのは、森に住む野生の動物だけでした。


New Book 英語で自分をアピールできますか?
英語で自分をアピールできますか?
        著者 : 長尾 和夫、 アンディ・バーガー  2007年2月10日発刊    

  とっさの英語の自己紹介で困った経験は、ないですか。ちゃんと自分をアピールできましたか?

  この本は、英語の自己紹介での重要なテクニックや、上手に自分のことを相手に伝える表現、あるいはそのための巧みな論理展開の仕方、ポイントとなるつなぎ言葉や文法といったものを多岐にわたって取り上げています。

  『第1章 話し上手になる自己紹介』では、さまざまなシチュエーションでの自己紹介例、『第2章 説明に役立つフレーズ集』では、代表的な自己紹介で使用されるフレーズ、『第3章 英会話に役立つロジック+基本文法』では、言い換えや対比の仕方等を紹介しています。

  新書サイズなので、気軽に電車の中等で読んでみてください。

  著者の長尾さんは、英語系書籍の出版プロデュースを行うアルファプラス・カフェ(www.alphapluscafe.com)を主催しています。興味のある人は、アクセスしてみてください。

 分類        : 自己紹介英会話
 こんな人に    : とっさの自己紹介に困らないようにしたい人
 レベル       : TOEIC 400点以上
 英語、日本語比 : 40 : 60%
 読む場所     : 電車の中
 辞書の必要度  : 必要なし
 アマゾン      : http://tinyurl.com/ys7uld
Useful Expressions
P25 自分の自分の趣味の話をする

When the weather is nice, one of my favorite things to do on a Sunday is to go to Omotesando and walk down the street, mostly just to people-watch! There are so many interesting people walking down the street : families, models, young couples, and people from almost every country in the world! I also like to window-shop. Omotesando has some great stores and boutiques. Omotesando has some great stores and boutiques. Occasionally I buy something, but often I just browse. I typically have a cappuccino and something sweet at one of the beautiful cafes along the street. Then, for a change of pace, sometimes I walk down to Yoyogi Park, and watch young people skateboarding, practicing music, or playing dress-up. Omotesando on Sundays always feels like a carnival to me!


たいていは人を観察するためなのですけど、天気のよい日曜日には、表参道を歩いて下ってくるのが大好きです。家族やモデル、若いカップル、そして世界中がらやってきた人々など、おもしろい人がたくさん通りを歩いていますから。ウィンドウ・ショッピングをするのも好きです。ときどきは、なにか買ったりしますが、たいていは見て回るだけですね。私はよく、通り沿いのきれいなカフェの一つで、カプチーノを飲んで何か甘いものを食べますね。それから、ちょっと気分を変えるために、時には代々木公園まで足を延ばす時もあります。若い人たちがスケートボードをしていたり、音楽を練習していたり、コスプレをしたりしているのが見られます。日曜日の表参道は私にとって、いつでもカーニバルみたいに感じられるところなのです。

【話し上手になる英語のツボ】

・目的を述べる
mostly just to  おもに、ただ・・・・するために

・特徴を述べる
・・・・has・・・・ ・・・・には・・・・がある、・・・・には・・・・という特徴がある

・頻度を表す
often しましば
sometimes 時々
occasionally たまに

頻度の高い順に often > sometimes > occasionally

・習慣を表す
typically 概して、通常、ふつうは、たいていは

・window-shop ウィンドウショッピングをする
・browse ぶらぶら見て回る
・for a change of pace 気分を変えるために
・play dress-up コスプレする

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 管理者の自己紹介:工学部系大学院を卒業。現在、化学メーカーに勤務の40代会社員。3年間のアメリカ赴任経験あり。