00年6月の出来事
突然だけど、我が社の方程式。
蜜月=3日で終わり。
来月末〆の移植作業の話。MAXの習熟をしながらちょこちょこヘルプをする…… という話だったのが、いきなり「データをコンバートするだけじゃ駄目」→「モーションデータ全部作り直す」なんてえ話に変わる。もちろん作業するのは俺達。
その他に、サンプルモデルの作成作業が2つ、モーションデータ作りが1つ。サンプルの出来次第で本作業を請け負うかどうか決まるのだが、移植作業がこの有り様でこの上全部の仕事を通そうなんてのは無茶でしょ。ちうか何でもかんでもうちらのチームに振るんじゃねえええ!!
何時でも全開でぶん回されるのはいい加減苦痛だよ……
作業中、体感地震が頻発する。ビルの最上階にいる為、ちょっとの揺れでも増幅されて伝わってくる。気を抜いていると船酔いしそうな勢いだ。
まあでも三宅島は無事に済みそうな気配で何より。それに比べればこの程度の群発地震なんて何でもないさ。
うう。ちと自己嫌悪。や、ちょっとね。
やっぱズルしちゃ駄目だよなあ…… 反省。
今日も今日とてMAXのお勉強。いろいろ触ってみた感じ、どうも俺的にモデリングには向いてないツールっぽい。LightwaveやSoftimageみたいに感覚的にモデリングすることが出来ないのだ。もとより予想はしていたけど、こりゃやっぱりLightwaveでモデリングしてMAXに流し込み、てのが一番良さそうな。
しかしドングルが壊れているのか、たびたび「ハードウェアロックが不良です」というメッセージとともに落ちる落ちる。聞いたところでは、R3になってからMAXのドングルは壊れやすくなってしまったんだとか。正直タマランなあ。強制終了前にセーブ出来るからまだマシだけど。
作業途中で待望の昇給交渉。……上がったか、って? 一応はね。4桁だけ。
ま、取りあえずは1年間様子見だな。
イロイロあって普段買わないコミック誌を購入したり。エースネクスト(角川書店)とコミックドラゴンJr(富士見書房)。目当ての作はどちらも面白かったのだが(しかしどっちも芸風がえらく違っている……)、それにしても最近のメディアミックス漫画はどうも…… 7割方が手がつけられない状況になっているのは何故か。残りの3割も、漫画家さんが頑張ってるから面白いってのが殆どだしなあ。大半が流し読み。
今後の仕事に向けて、会社のマシンに3D studio MAXのR3.1をインストール。一日の大半を、こいつの習熟に費やす。
……ゴメン。一部間違い。一日の大半をのんべんだらりと過ごす。いや、次の仕事が実は結構楽勝な状況でねえ。なんつーかこう、ぬるま湯に浸かってる様な感じなのさ。気が抜けて未だにぼーっとしてるだけかもしれんけど、こうやってリラックスしながら仕事出来るって状況はいいよね。ちょっとシヤワセな気分。
なもんで昼休みもゆっくりゲーセンなんかに寄ってきたり。セガのSTAR WARSのレースゲームが良い感じ。セガらしくめちゃマニアックなゲームになってるけど、暫くこいつで遊ぼうと思っていたり。あれ、ひょっとしてブレーキでドリフトしたりすんのかなあ、とか。
一日置いて冷静に考えてみると、ある意味絶妙な結果だったのかも知れんなあ。
与党も野党もどっちも負け。キーを握るのが相変わらず公明党だってところは気に食わんけどな。
今日は10日ぶりの出社。仕事に使ったデータのバックアップを取りながら、予定されていた座席の配置替えを実行した。今まで俺は室内ど真ん中の通路に背を向ける形で座っていたのだが、コレがえらくヤな感じでねえ。なーんか手許をいつも誰かに覗かれてるような気になって落着かないし、通路も狭いから後ろを誰かが通る度に座席を引かなきゃならんかったし。今回の席替えでようやく通路に直交する形になって一安心。もっとも入り口から一番近いという状況は相変わらず。今後とも受付係でやんす。宅配屋とすっかり顔なじみ。
しかしDVDドライブの遅さには正直ウンザリですなあ。なんとかならんかなアレ。
……うーん。うーん……
改善の兆しがほとんど見られない選挙結果
(いや、まだ経過だけど)にイライラするのお。。
息抜きにちょっとずつ描き始めたオリジナル絵が、気がついたら
こんなに出来上がってきてしまった……
飯も食わずにニュースステーションの「与野党激突」見てたんだけど、相変わらず亀井は馬鹿丸出しだねえ。どうしてあんなに、根拠も自信も無く「私に任せなさい」なんて言葉を吐けるのだろう? 「アメリカは復活した」ったって日本でも同じ手が通じるかどうか解んねェだろうが。ちゃんとシミュレーションして結果を提示してから言ってみろ。
どうしてあんな「私は馬鹿です」と証明して回ってる人間が議員なんてやってられるんだろうか。地元の有権者には「あれがうちの代表者か」ってことを肝に銘じてもらいたいんだけどねえ。
まサンバに電話する。先日の掲示板に書かれていた件だ(今頃かい)。
「オトナは汚いねえ」という話をひとしきり愚痴った後、ゲームやらコミックやらの話に興じる。途中「SNKはカプコンにキャラ版権全部売り渡しちゃあどうか」という話の流れから、「たしかどっかの会社が同人での版権フリーにしてたんじゃないか」と言い出すまさきち。
俺 「ん? 何処の会社?」
まさ「ええと、ギャルゲーで、ほら、夏馬が持ってるやつ」
俺 「俺の? ……タイトルは?」
まさ「あーとえーと……『鋼』」
俺 「それは神崎」
まさ「四姉妹がでてきてさぁ」
俺 「……リーフ?」
まさ「そう、『痕』!」
俺 「漢字一文字ってだけじゃねえか!!」
母校訪問。前回は
リストラ直後だったからかれこれ2年ぶり。学生が増え機材が増え、懐かしい実習室内は
足の踏み場も無くてエラいことになっていたけれど、先生方は変わらずお元気そうで何より。社長から託された仕事がらみの話
(バイトの話とか求人の話とか)も交えながら、多少の情報交換と雑談に興じる。今日は
学生作品の鑑賞会もあり、批評のために呼ばれてた同期生とも懐かしい再会を果たす。
我々が在学していた頃と違い、マシンは速いわ
Photoshopはあるわ、挙げ句
AfterEffectまで使っていて今の学生達がウラヤマシイったらない。作品も
(アカンものはアカンが)我々の頃よりも全体的にレベルが上がっていて、正直驚かされた。
が、やはり就職状況はかなり厳しい模様。学生の人数が大幅に増えたこともあるだろうが、
年間4〜5人しか就職出来ないってのは頭の痛い話だねえ。
元担任「キミらの頃が一番就職率良かったんだよねえ」
……
一期生が一番良かったってのは何か問題無いか……?
ところで
森クンは
そんなに与党議席を減らしたいのかねえ……
もっと反感を買わずに済む言い方なんか腐るほどあるだろうに。こうも
「なにもそんな言い方しなくても」な発言ばかり繰り返してると、そのうちホントに有権者から
反民主主義者だと思われるよ。心配なんかしてやんないけど。
ポスタル向けのイラストを大急ぎで描いているのだがどうしても上手くいかない。……ちゅうか、どうしてもバランスが取れないんだよなあ…… 時間が無いのが一番痛い。間に合わんかも。すまんです。>のーてんき博士
選挙運動も中盤を過ぎて、未だ身近にこれといった動きは特になし。住んでるマンションの入り口に選挙公報が積まれてたんで、1セット貰ってくる。……予想するまでもなく奇麗事のオンパレード。各政党の出す記事をそのまま載せなきゃいけないから仕方ないんだけど。
俺は公僕、という言葉が嫌いだ。「公的な下僕」だなんて、じゃあお前は一体何様だ、って感じがする。
……が。国会議員にはこの言葉を使うのが相応しいのではないかとこの頃思えてならない。というのも「国民のために働いている」という感覚が無い議員が余りにも多いのではないかと思うからだ。実例を挙げれば中山と亀井。こいつらに対しては声を大にして「オマエらは『たかが公僕』だ、エラそうにしてるんじゃねえ」と言ってやりたい。
国民のために働くからこそ、国民の払った税金の中から給料も出てるのだ。国会会期中に欠席したり議場で居眠りブッこいてる奴など言語道断。こんな奴等は即刻懲戒免職して給料を全額返金させるというのはどうか。居眠りした奴はバケツ持って廊下に立ってるとかな。
どうせ実も何も無い記事しか書いてない選挙公報を配るより、現職議員に関してはどの法案に賛成したか反対したかとか、ちゃんと仕事してるかどうかを詳細に記した「通信簿」を作ってもらいたいなあ。
その点、ニュースステーションの最高裁判官情報は役に立った。選挙公報からある程度読み取ってはいたけど、これで確信が持てた。7人が不信任。
そろそろ昼飯を買いに行くかと思い、寝癖を直していた時のこと。(つまり昼過ぎまで寝てた)
前髪の生え際に、どうも妙な上向きの髪の毛があるなあ…… と思ってよく見てみた。
額のど真ん中から生えてやんの。
ほとんど色が無いから気がつかなかった……
はー、もう
ル・マンの季節なんだねえ。
パノスと
チームドラゴンには頑張って欲しいですな。
今日は一日寝て過ごす。起きた合間にサンバしたり、
ラフ絵を描いたり。……なもんであんまりネタが無い。
あ、さっき夕飯買いに行ったついでに買った
東スポで新団体の仮?名称が発表されていた。
「NOAH」ですかー。まあ
沈みいく全日から脱出するって点ではぴったりだよな。
今度こそ本当に、ちゃんと終了……
昨日はチーフと連絡がつかず、取り急ぎ俺だけ出社して作業してて、クライアントとの矢面に立たされた時には正直「このまま永久に俺はこの仕事せにゃならんのか」とおもっきしヘコまされたもんだった。だってさあ、話には聞いてたけどクライアントの話し方ってこれ以上無いくらい高飛車で傲慢なんだぜー。一番ヘコむのはそんな無礼な話をハイハイと聞き続けなきゃならんって状況。
んで急遽、ビデオ機材だけでなくビデオシグナルの波形を表示するモニタまで必要って事になって、あちこちのレンタル屋に電話をかけまくるも、急すぎて波形モニタどころかビデオ機材自体すら借りられない。絶体絶命のピンチ!……になりかけたが、つきあいのあるS社ディレクター氏の口添えで、S社のスタジオを(しかも技術者さんとセットで)貸してもらえることになった。車に載ってマシンごとデータを持ち込んで録画して、シグナルの調整までやってもらってしまった。それも予想以上に早く確実に。挙げ句「料金? いやあ、いつもお世話になってますからいいですよ」だなんて! それはさすがに申し訳ないんで見積り出して貰うことになったけど。
まともな仕事先ほど、有り難いものはないということをしみじみ実感。技術者さんも博識で親切で言うこと無し。もしも(今回みたいな飛び込みでなく)予定を立ててのレンタルが可能なら、ビデオ機材のレンタルなんかやめてここのスタジオ貸して貰いたいよなあ。
追加で要求された静止画像なんてものもあったけど、それもまとめて納品完了。先程終了確認の連絡がきて、これにて完全終了です。あー長かった……
取りあえず寝ます。夕べ寝てないのよ。
おかわりが来ました。
まあ今までやってきたことの拡大再生産なのでいちいち詳しくは書かないけど、「上が納得してくれないと制作費が出せないんですよねえ」などと脅しめいたコトをのたまったのにはさすがに閉口した。そもそも納得させる努力をしているのかどうか極めつけにアヤシイのだがどうか。第一、割引した制作費すら払わない奴が偉そうに言うんじゃねェっつの。
ちなみに今回のクライアントは極めつけのバカでした。レンダリングの待ち時間に仮眠を(しかも夜中に)取っているところに電話をかけてきて「寝てたんですか」と嫌味を言ったり、イメージラフをFAXで送ると「こんなもんじゃ解んないからきちんと絵コンテ描け、手抜きするな」と言ってきたり(しかもその絵コンテは一度OK出しといて5日も経ってから『上に言われて没になりました』だしな)。そのくせこっちから連絡をすると食事に行ってたり(しかも返答は数時間後)あまつさえ家に帰ってやがったり、あるいは解読困難な落書きを平気でFAXしてきやがったり。挙げ句初めて仕事する他社の人間を「オマエ」呼ばわりするのは社会人としてどうかしてるぞ。
以上、嘘誇張一切無し。全部実際にあったこと。テレビ屋なんてこんなもんだ(偏見)。
最大の間違いは、間に営業が立たずに(ってーか、途中で営業がバックレた)現場のチーフが直接向こうの人間と交渉させられてたってことだよな。向こうがどんなに傍若無人なことを言ってきても、現場の人間が「馬鹿も休み休み言え」とは言えないんだから。だって責任取りきれないんだもん。結局終始足許見られっぱなし。
たとえどんなに面倒臭かろうと、外部とのやり取りはきちんとした書面、もしくは営業を通してやるべきだとつくづく痛感した次第。来週の昇給交渉で絶対に言っちゃる。
取りあえず……終了。
水曜に会社に戻って作業を進めていると、クライアントから電話が。
「上に駄目出しされちゃったんで作り直して」
……あのなー。
前回アイデア提出した時に確認せんかったのかよ。最終段階までいった作業が全部チャラですか。仕事の基本も出来ねえのか。責任逃れでこっちからの電話にゃ出ねえし、新アイデアをメールで送ったら家に帰ってやがるし。人を馬鹿にするのもいい加減にしてほしいもんだ。
今後絶対に
あのチャンネルは観ません。ええ。絶対に。
ちなみにどんな仕事をしたのか知りたい方は、
メールで聞いてみて下さいまし。うちの
掲示板の常連さんor俺が掲示板に覗きに行ってるところ関係の人なら知らせても多分OK。
提出後、確認の電話があるまで会社で寝ていたり遊んでいたり。久々に
「スタークラフト」なんかやってたりして。やり方を思い出しながらやってるもんで、もういいようにズダボロにされてたり。3戦目でようやく序盤のラッシュが出来そうだ、という状況になったのだが
その途端にネットワークが落ちた。はやいとこ100BASEのネットワークに変更してくれー(;_;)
週明けには給料交渉も(多分)あるし、遅くとも週中くらいから休みがとれるはず。その辺になったらまたイラストでも描こうかね。
ああそうか。正確には1日の夜からカンヅメだったから、
BBSに書いた、
今月に入ってから睡眠時間10時間ってのはマチガイ。んでも
6日間で睡眠時間が16時間強ってのはさすがにどーかと思う。しかも
その半分以上が最初の2日間分だよ。マジでぶっ倒れそうだった。
まあなんとか再構成し直して納品完了。ただしこれは再納品ものの話で、一から背景全部作り直してる方はまだ制作中。予定通りにいけば今週中には完了出来るかどうかってとこだけど…… クライアントの返事を聞くまでは気を緩めることが出来ないのはツライのお。
家に帰ってきてのんびりテレビを観てるのが
こんなにシアワセな事だとは思いもしませんでした……
……一段落しなくなった。
今日うちのチーフがクライアントに強制召喚の術をくらう。少々心配ではあったがまさかこの期に及んで新たな大幅追加要望はあるまいと考え、最後の背景制作(とは言ってもこないだまで作ってたやつの派生形)に取り掛かっていた我々。
アマかった。
今までサンプル画像やサンプルビデオを何度も送っていたにも関わらず、いきなり「派生じゃ差が解らないから、全く別のイメージになるように、派手なやつにして」ときた。
……これだから行き当たりばったりなクライアントは嫌なんだよ…… しかもこちらがアイデアを出すと「それじゃ変わんないじゃん」。向こうのアイデアは無茶すぎる要求で「制作期間から見て不可能」というと「そんなことは関係無いだろう」(関係無いわけねえだろ)。挙げ句の果てには「クリエイターでしょ! それぐらい作ってよ」「おたくの会社にとってもチャンスなんだよ!」とかとか。はあそうですか。
ちなみに我々一同、クリエイターって呼ばれるといい気しないんだけどね。
そんなわけで、むこう一週間は帰宅率1割未満と推測。日記も書けなくなります。スマン。
もう二度とテレビ屋さんなんて信用しない。