ハイランド・パイプに関するお話「パイプのかおり」

第28話(2005/1〜)

オンラインでピーブロックを聴く

 このサイトではパイパー森自身がピーブロックについてあれこれ書きまくったり、世の中の様々な人がピーブロックに寄せた名言を紹介したりしていますが、その実、実際にピーブロックという音楽を聴いた事が無い方にとっては、いくらあ〜だらこ〜だら書かれた文章を読まされても、それが一体どんな音楽なのかが分らない限り、チンプンカンプンってのが実情でしょう。
 「百聞は一見にしかず」ならぬ「百読は一聞にしかず」ってことで、このページではお金も手間を掛けずにオンラインで丸々1曲分の MP3ファイルが無料ダウンロードできる奇特なサイトや、ほぼ恒常的にピーブロックがオンエアされているインターネット・ラジオのサイトを紹介します。
 なにはともあれ、
「ピーブロックとはどんなもの?」という方は、ものは試しにこれらの曲の幾つかをダウンロードするなり、今まさにこの瞬間にオンエアされているラジオ・プログラムなりでピーブロックを聴いてみて下さい。

● お薦めのフリー・ダウンロード・サイトはこれだ! ●

■その1■

 Winter Stormというコンサートを主催するアメリカの Midwest Highland Art Fund のサイトの中の Downlord Tunes のコーナー。ここでは、次の3曲のピーブロックをダウンロードすることができます。

●曲名&演奏者●
1. Mary's Praise(Jori Chisholm/13:40)
2. Melbank's Salute(Neil Macpherson/13:02)
3. A Flame of Wrath for Patrick Caough(Kenneth Sutherland/7:18)


■その2■

 アメリカ人パイパー Ken Eller さんが運営する“The Captain's Corner”というサイトの複数のページから、次の40曲がダウンロード可能です。
※ただし、必ずしも理想的な録音環境で収録されたものばかりではないようなので、中には音質的には難のある音源もあります
※各曲タイトルから各々のダウンロードページにリンクを張ってあります/曲順はサイトにアップされた順序です

●曲名&演奏者●
1. The Groat (Bruce Gandy/8:20)
2. Lament for Alasdair Dearg MacDonell of Glengarry(James MacGillivray/5:37)

3
. Glengarry's Lament (Rob Crabtree/8:00)
4. The MacGregor's Salute(James MacGillivray/7:28)
参考記事⇒
5. MacNeil of Barra's March(James MacGillivray/8:18)
6. The Red Speckeled Bull(Angus MacColl/12:23)

7. The Old Men of the Shells(Andrew Hayes/11:19)
8. In Praise of Morag(James MacHattie/15:08)
9. Lament for Patrick Og MacCrimmon(Glenn Brown/11:36)
参考記事⇒
10. Lament for The Viscount of Dundee (Ian Whitelaw/10:56/特に音質悪くお薦めではありません)
11
. The Groat (Micah Babinksi/8:50)
12. The King's Taxes (Robbie Beaton/8:17)
13. The Big Spree (Kegan Sheehan/14:21)

14. Lament for Donald Duaghal MacKay (Ashleigh Bell/14:51)
参考記事⇒
15. The Battle of Auldearn "Setting No.1"(Kylie MacHattie/11:33)

16. MacNeil of Barra's March (Glenn Brown/9:40)
17. Lament for the Viscount of Dundee (Andrew Lee/9:55)
18.The Battle of Waternish (Andrew Hayes/11:59)
19. Lament for Donald Duaghal MacKay (Lyrick Todkill/14:15)
参考記事⇒
20. The Battle of Waternish(Andy Rogers/12:06)
21. The Prince's Salute(Ken Sutherland/13:27)

22. Lament for the Viscount of Dundee (Brian MacKenzie/9:55)
23. The MacGreor's Salute (Andrew Douglas/7:55)
参考記事⇒
24. MacLeod of Rassay's Salute (Colin Lee/13:05)

25. Lord Lovat's Lament (Ian Whitelaw/13:14/
音質に少々難あり
26. Craigellachie (Ian K, MacDonald/16:00)

27. Lord Lovat's Lament (Sean McKeown/12:15)
28. Lament for Captain MacDougall (Jacob Dicker/11:54)
29. Hiharin dro o dro(Ian Whitelaw/ 11:15)
30. My King has Landed in Moidart(Jori Chisholm/13:10)

31. The Massacre of Glencoe(Matt Pantaleoni/8:55)

32. The Park Piobaireachd No.2(Andrew Hayes/11:29)

33. The Stewart's White Banner(Ken Sutherland/13:22)

34. I am Pride to Play a Pipe(Alex Gandy/10:26)

35. Corrienessan's Salute(Brian MacKenzie/12:54)

36. Lament for the Castle of Dunyveg(Jim Bell/12:09)
37. Lament for the Castle of Dunyveg(Doug MacRae/10:38)

38. The Rout of the MacPhees(David McNally/10:49)
39. The Phantom Piper of Corrieyairack(Jack Lee /12:18 )
40. The Earl of Ross's March(William McCallum /12:34 )


● お薦めのインターネット・ラジオはこれだ! ●

 最近流行りのインターネット・ラジオの番組の中でピーブロックが聴くことが出来るプログラムを紹介しましょう。こられの音源はダウンロードが可能なファイルではありませんが、パソコン上の音声を録音するソフトなどを使ってエアチェックすることができます。ちなみに、パイパー森は Matt.B.B.さんに勧められた“超驚録”というソフトを使っています。

■その1■

 50年以上の歴史のあるハイランド・パイプ教育機関 The College of Piping が運営する“COP RADIO”
 月替わりの1時間弱のプログラムの中では“Piobaireachd of the Month”として、必ず1曲ないし2曲程度のピーブロックがオンエアされます。番組運営はイギリス時間なので、毎月1日にドンピシャリにプログラムが入れ替わるという程にはパンクチャルではありませんが、遅くともその月初めの1週間以内にはその月のプログラムが始まります。


■その2■

 言わずと知れた BBC のラジオ番組 BBC Radio Scotland のバグパイプ専門チャンネル“Pipeline”
 こちらは週替わりのプログラムで、やはり放送時間は1時間弱。日本時間の土曜日には早々にその週のプレイリストが掲載されますが、実際にオンラインでオンエアされるのは生ラジオでの放送時間「現地時間の土曜日午後9時〜10時(日本時間の日曜日朝)」以降になります。ほぼ毎週の様に1、2曲程度のピーブロックがオンエアされるので、丹念に収集していけば、結果として膨大な数の音源を集めることが可能です。
 市販の CD などからの音源もありますが、多くの音源は BBC のオリジナル・レコーディングなのがなによりです。
ObanNorthern Meeting、Glenfiddich などといった最高峰のコンペティションの音源が、時を置かずにオンエアされるので聴き逃せません。また、サウンド・アーカイブからの古い音源が放送されることもあり、国営放送としての面目躍如といったところ。
 ただし、Radio Player は巻き戻しが不可で、早送りは5分、15分単位でしか出来ないのが少々難点です。


 さ〜て、初めてピーブロックという音楽をお聴きになったご感想は如何でしたか? いくつかの曲を聴かれた上で、次はピーブロックとは何ぞや?ということについて書いたパイプのかおり第3話へ進んで下さい。

 それにしても、このサイトの運営を始めた2001年当時は、まさかこのようなサイトを紹介できるような時代が到来するとは想像もしていませんでした。本当に良い時代になったものです。
 そのような時代が到来する前に書いたパイプのかおり第13話では、パイパー森のお薦めの音源について、CD や DVD といった従来のメディアに収録されているものを紹介していますので、ぜひ、そちらもご参照下さい。

Have a nice Piobaireachd life!

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