パイパー森の音のある暮らし《2005年9月》
2005/9/3
(土)

電車通勤のメリット

 以前にも書きましたが、パイパー森はこの春から電車通勤に変わりました。
 自宅から乗車駅、そして下車駅から職場までの徒歩を含めてトータルの通勤時間は急行を選んで最短で行けばおよそ45分程度ですが、なにも急ぐこともないし、また、普通の人とは逆方向の通勤ルートなので急行さえ選ばなければ座れるという利点を活かして、ゆっくりと一時間近く掛けて通っています。


 電車で座って通勤することの良いところは、目をつむって音楽に没頭できるということです。対して、以前の車通勤では往復とも30分程度であっという間でしたし、振り返って考えてみると当然ですが、運転中というのは音楽を聴いていても電車のようには没頭してはいませんでした。
 車の運転中はその時の気分はどうしても外の景色に影響を受けざるをえないので、例えば日がさんさんと差す猛暑の夏などは、車の中じゃどんなに冷房を効かせていたとしても「気分はスコットランド…」と言う訳にはいきませんが、電車なら椅子に座って一旦目をつむってしまえば後は何処へでもトリップできてしまうというのがなによりもメリットです。

 そのようにして、毎日必ずきっちりと2時間は(時には昼休みにさらに1時間)iPod のシャッフル機能を活かして、次から次へと様々なピーブロックを聴き続け、どっぷりとピーブロック漬けで通勤する毎日です。

 1曲づつのコレクションを並べたジャンルだけでも100を超す曲が様々なパイパーの演奏で200テイク以上、のべ録音時間にして40時間以上入っていて、さらに Masters や Donald MacLeod のシリーズ等を含めると概ね100時間に手が届こうというコレクションですから、ピーブロックだけを次から次へと聴いていてもまるで飽きる事はありません。


 もう一つ、パイパー森が車通勤をしていたのは6年間でその前は電車通勤でしたので、今と同様に電車でピーブロックを聴きながら通勤していた訳ですが、振り返ってみると、この間の携帯型プレイヤーに関する進化の大きさと、それによって音楽の楽しみ方が大きく変わったことを実感します。
 つまり、その当時は、カセットテープのウォークマンを使って、90分テープにLPレコードやカセットの音源から同じ曲を並べて編集ダビングしたものの中から、その日の気分によって適当なテープを選んで聴いていた訳ですが、ピーブロックは90分テープには多くても6曲程しか入らないので、カセットを選ぶ時点でその日に聴く曲が決まってしまうという、なんというか意外な出会いという新鮮さは求めることはできませんでした。
 それに対して、コレクション全部を収めてしまうような iPod のシャッフル機能に選曲を委ねて音楽を楽しむというのは、毎回「次に何が出てくるか?」というトキメキがあって、いつも新鮮な気持ちで音楽に接する事ができることがなんとも楽しいのです。

|| Theme Index || Japanese Index ||