パイパー森の音のある暮らし《2003年5月》
2003/5/10(土)

久しぶりに多摩川で…

 東京は5月上旬のこの時期が一年中で一番清々しい。

 その清々しい陽気につられて、多摩川辺のいつもの演奏場所に夕方出かけ、落ちていく夕日が川面に映る様を眺めながら、最近のお気に入りの曲である Lament for the Earl of Antrim を演奏しました。

 この日は風が強かったので、岸辺で風に立ち向かい、葦が奏でるサワサワという音をバックに演奏するのはなんとも爽快!
 目を瞑ると心はスコットランドに…。まるで右の絵のようなマクリモンパイパーになった気分。

 他人に言われるまでもなく、つくづく「俺ってナルシストだな〜」と悟った次第。


 ふと、気が付くと、小さな子どもを連れたお母さんが間近にしゃがんで私の演奏に聴き入っていました。多分、少し離れたところでバーベキューを楽しんでいた家族連れの一員だったのでしょう。耳なれない音色に引き寄せられ、葦原を漕ぎ分けてその場所に来た様子。

 でも、曲が曲だけにパイパー森としてはその親子に愛嬌を振りまく訳にもいかないので、例によって自己陶酔の境地で目を瞑ったまま坦々と演奏していたら、その内に居なくなっていました。
 そりゃそうだろう、「わ〜、バグパイプだ〜!」って思って子どもを連れて来たら、なにやら訳の分からんメロディーを延々と18分近く演奏しているだけだもんね。

 だれだって、呆れるわな〜。

2003/5/11(日)

ベータマックスがとうとう壊れた

 もうすでにお気付きのとおり、パイパー森はかなりのへそ曲がり。何事においても世の中の主流となるものにはついては、何故か乗り切れないっていう困ったちゃんです。

 ですから、愛用のパソコンがマックであると同様に、ビデオは当然ベータマックスだった訳です。

 しかし、すでに生みの親であるソニーにまで見放されたベータマックスに未来はあるはずもなく、我が家でも現在使っているデッキが壊れたらそれまで…、という状態だった訳ですが、いよいよその時がやってきました。

 先日、見終わったテープを取り出そうとしたら「ウギ〜ッ!」っという音共にテープが斜になったきり見事にスタック。
 …で、カバーを外してごちゃごちゃ弄っていたら突然、テープを吐き出した。どうやら、テープを出し入れするユニットの片方のプラスティック製の突起が折れてしまい、テープを正常に排出できない様子。でも、その時に指で介添えしてやればなんとかテープが出てくるということが分かりました。

 仕方がないので、どうしても保存しておきたい貴重な映像はVHSにダビングすることにしました。(へそ曲がりだけど、現実的にはVHSがなければレンタルビデオだって見れない訳だから、当然、VHSも持っているのだ。)

 貴重な映像ってのは、アンガス・マクレランさんの演奏風景を納めたもの(これは元々は8mmビデオで撮影したものをベータにダビングしたものなのだが、やはりソニー製の8mmビデオカメラはとっくの昔にぶっ壊れているので、今ではオリジナルのテープは再生できない。)や、子どもの幼稚園が一緒だった縁でピーター・バラカンさんから借りてダビングさせてもらった、本国で放映されたままのオリジナル5時間ものの “Bring It All Back Home”など数点。

 テープを出す時に介添えしながらだましだましダビングしていたけど、それらの数点をダビングし終えたところで、「もういい加減にしてくれ!」とばかりに我が家のベータマックスはとうとうウンともスンとも動かなくなってしまいました。

 仕方が無いので、残された100本以上のテープはこの際きっぱり諦め廃棄することにしました。多くは、BSで放映されたエルキュール・ポワロやシャーロック・ホームズもので、今ではその気になりさえすればDVDで入手できるものも少なくはなくなりましたしね。

 でも、ベルリンの壁崩壊を記念して1990年にロジャー・ウォータースが主催した“ウォール”のコンサートや、やはり同じ年のマドンナの日本公演のビデオなど、繰り返し楽しんだものもあったのですがね〜。

 それにつけても、昨今のオーディオ&ビジャルに関する記録媒体の進歩というか移り変わりの激しさには、なんともやるせなさを感じずにはいられませんよね。


 ところで、そんな中、パイパー森が今一番心待ちにしているのは、レッド・ツェッペリンの結成35周年を記念して、日本ではこの6月11日に発売されるオフィシャルDVD&CDです。

 これまで、映画「狂熱のライブ」しか無かった彼等のオフィシャル映像を5時間余り収めたDVD、そして、彼等がそのキャリアの中でも最強のパフォーマンスを披露していたと言われる1972年当時(つまりは私が武道館に見に行った頃)のロスでのライブを収めた3枚組CDが同時にリリースされるっていうのですから、巷のツェップファンの間ではこのところなんともまあ話題騒然なのです。

 もちろん、私もとっくにHMVに予約を入れてあるのですが、それにしても「早く見たいな〜」と首を長くしてその日が来るのを待っている今日この頃です。

2003/5/25(日)

高校の30周年同期会に出席しました

 我がクラスは物好きが多いのか、全8クラスの出席者約120人のおよそ1/4を占める高出席率。
 クラスの連中とは前回私が出席した12年前のクラス会以来だったけど、その他は本当に30年ぶりに会う友人ばかり。

 でも、会わなかった年月にはあまり関係なく、その風貌が卒業時や12年前と変わってしまったヤツ(おっと女性にはヤツっていい方は失礼)と、まるで変わらないのとがいるのが面白い。
 パイパー森は体型については後者なのだが、ほんの一部、体の一番てっぺんの部分だけについては完璧に前者ですが…。

 でも、誰もが性格や行動はまるで変わらない。乱痴気さわぎになると、単なるおバカな18才のまま。

 音楽好きだった友人と「お〜い、ちゃんとロックンロールしてるか〜?」と肩を叩き合い、「オレは、ストーンズもに行ったゾー!」ってヤツには、「オレは息子とツェッペリンのトリビュートバンド見に行ったゾ。」と答える。

 う〜ん、万年ロックンロール少年バンザ〜イ!

 何人かには、ロック魂でハイランド・パイプを演奏するパイパー森の勇姿を見てもらいたくて、このサイトのことを教えておいたので、来てくれるかな?

 もし、このサイトにたどりつくようなことがあったら、遠慮なく掲示板に書き込みしてくれ〜!

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