パイパー森の音のある暮らし《2003年2月》
2003/2/9(日)

低音雄バチ?

 このところ、パイプのかおりシリーズを精力的にアップしています。

 でも、実は第11話などは、最初はこの音のある暮らしのコーナーに書いた文章なんですね。パイプに関する話としてちょっとまとまりそうだったので、加筆してあちらに載せてしまいました。まさに、手抜きの極意!

 また、第10話で挿入した、フランシス・コリンソンの“The Bagpipe, Fiddle, and Harp”ら引用した記述は、デジタルデータになる前(つまり手書きってこと…)なのでこのサイトにはアップしていな幻の Canntaireachd No.4 に使ったネタ。手抜きその2。

 第12話は、ピーブロックをコンパクトに説明した文章として重宝していたので、以前から英文のまま人に紹介していました。
 でも、今回、日本語に訳して改めてじっくり読み込んでみると、ピーブロックの説明というよりは、どちらかと言うと「ピーブロックはどうして人の耳に馴染みにくいのか?」ってな文章だな〜、ってことに気がついたので、そのような意味で紹介してみました。
 つまり自分のようにピーブロックフリークではないごく普通の人にとっては、この音楽ってのはかくのごとく理解しにくい面があるのだと…。

 正直なところ、前半部分を日本語にしている時は、「ピーブロックの変てこな特徴を実に的確に暴き出しているな〜。」って感心する反面、「いや〜、そんなに言う程難しくないんだけどな〜。」っていう気もして、この文章を紹介するのよそうかな?って悩みました。
 でも、最終的に、「ピーブロックはチャンターとドローンとの《和音の響き》を味わって欲しい。」って部分で、目から鱗が落ちました。さらに、たまたま第10話で紹介した“The Vaunting”という曲がまさにそのようなことを実感させる曲だったこともあり、「我が意を得たり。そうなんだよね。」って感じがしたので、ぜひ多くの人に読んで欲しいと思いました。


 実はこの英文を日本語にするため、まずは大雑把な日本語訳が欲しかったので、インターネット上にある翻訳サイトで翻訳してみました。もちろん、そのまま使えるとは思ってはいませんでしたけど、それにしてもけったいな訳が続出して笑えました。

 例えば、“Piping”は「配管 」、“The air of the Ground”は「地面の大気」、“Chanter”は「歌い手」、ってな感じです。ならば、“Piper”ってのは「配管工」になるかなって思ってたら、ちゃんと「笛吹き」ってなっていました。
 でも、なんていっても一番笑えたのは“drone”を「雄バチ」って訳してくれたことでした。ついでに“tenor”は「要旨」と訳されますから、本来「ベースドローンはチャンターの主音(tonic)のオクターブ下、テナードローンはチャンターの主音に合わせてチューニングされます。」と訳されるべき文章が「低音雄バチおよび要旨は強壮剤(tonic)を備えた調和の中で『ぶう〜ん』といいます。」ってな具合に訳されるんです。

 ス、スゴ〜イ! あまりにも凄すぎる。

2003/2/10(日)

パイピングキャット

 ホームページの壁紙として使っているイラストは、イオナ&ピーター・オーピー夫妻の The Oxford Nursery Rhyme Book に出てくるバグパイプを吹くネコの版画。「トマス・ビュウィックについて」で書いたとおり、ウッド・エングレービングの真似事をして、見よう見まねで彫った版画の一つです。

 それ以来、私の購入するバグパイプ関係の本や楽譜にはすべてこのパイピングキャットのスタンプが押してあります。蔵書印って訳ですね。


 ネコと言えば、我が家には「みいちゃん」というネコがいます。数年前に隣の植木畑に捨てられていたのを拾いました。目も開かない位の小さな身体で「み〜、み〜」鳴いていたので「みいちゃん」と名付けました。

 昨年12月に、またまた、今度は隣の家との境の塀の上で鳴き続けていた子ネコを救出しました。「みいちゃん」に引き合わせたら、いきなり「は〜ッ!」と威嚇したので、「はあちゃん」と名付けました。

 2匹合わせて「ミーハー」です。

 どうも…、でした。

|| Theme Index || Japanese Index ||