相変わらずほんのり忙しい毎日であります。
今月に入ってからは毎週末に何かしら出かける用事があって、ゆっくりビデオを見る時間も取れません。チャンスを見ては、プラモを組み立てるための道具や消耗品を買い集めたりしてるんだけどね。とりあえずは100円ショップに2回ほど行って、
「ガンプラ大好き!」(
MAX渡辺&大越友恵、
HobbyJapan)にあった
「オオゴシスタンド」を5セット用意するところまでは終了。
今日はビックサイトで
「ワンダーフェスティバル2004冬」がありました。本当は少し早めに出て
浅井真紀さんとこの
「レイキャシール ver1.5」を購入したい!と思ってたのですが、
起きたのが昼過ぎではどーにもなりませんね。見に行くまでもなく、完売でした。無理せず夏の再販を待ちます。
今回はいつもに比べて人がえらく多かった気がします。多分
「リセヴィネ」効果と思われます。…
海洋堂の功績は功績として認めますが、この「イベント限定品」のおかげで会場が混乱するのはどーにかならんのか。シークレットとかはもうやめて、最初から5品セットで売っちまえよ。
会場全部を回ろうかとも思ったんですが、今日はビックサイト近くの
ディファ有明にて
闘龍門JAPANの試合が行われるとのこと。ちょっと早めに会場を出て、当日立見席にて初闘龍門を体験してきました。
…いやー、面白い! スピーディな動き、笑い、人のものとは思えぬ動き。同僚
(の友達)からビデオを借りていたり、
「闘龍門大百科」(
藤本かずまさ、
東邦出版)で勉強?していたこともあって、どんなストーリーが繰り広げられているのかを把握していたってこともあるのですが、それら全てをひっくるめた
リング上での各選手達そのものに魅了されてしまいました。闘龍門、国内最高かもしれんわ
(注:あくまでも俺判断な)。
今日最大の見せ場は、セミファイナルながらも様々な思惑が絡み合った「
横須賀享 vs
望月成晃」。勝負も良かったが勝負のあとの展開が… ああもう、サイコー。また行きますよ絶対。エル・ヌメロ・ウノ決勝戦、見たいねえ…
昨日は久方ぶりに社泊でした。朝まで起きて作業してたので、2時間しか寝てない… とっとと寝ます。
とか言いながら、
まさきちの日記で「『科学的』とはどういうことか?」なんて面白さげな話をやってるから、つらつらと考えてしまうじゃありませんか。
科学ってのは、私見を述べるなら
「現象に仮説をたて、検証し、修正し、その原因と結果を突き止め、仮説の証拠を導き出すこと」だと思ってます。つまり、物凄く慎重であることが科学の基本的&根本的なスタンスではないかと思うわけ。何か意見を言うにしても「仮説」であり、それが一見どんなに間違ってなさそうに見えても、仮説を裏付ける根拠が無ければ、誰が言おうと、何であろうと「仮説」以上のものにはなれないと言う非常に厳しいモノの見方なわけです。
なんてことを言うと「じゃあ科学は何でも疑ってかかるのか。
最初から嘘だと決め付ける態度は良くない」「世の中には
科学で推し量れない不思議なことは山程あるはずだ」と反論されることは必須。誰も「信じるな」「疑え」なんてこと、一言も言ってないのにね。
これは過去にバイト先の後輩から相談を受けた話なんだけど… 彼の所属するゼミの研究で、ある条件で絞り込んだ1000人くらいを対象にアンケートを取ったそうな。で、その結果ある傾向が見られたことを発表したら、ゼミの先輩から
「わずか1000人を対象にしたアンケートから結論を導き出すのはおかしい。同じ条件の人間は、国内にもっとたくさんいるはずだ」と批判されたとのこと。はい、この場合どっちが「科学的」でしょうか?
言わずもがなでゼミの先輩の間違いです。先輩の意見を言い換えるなら、「もっとたくさんの人を対象に同じアンケートを取っても同じ結果が得られるとは限らない」ってことだよね。それは一見正しいことのように感じられますし、その可能性はもちろんありますが、それはあくまでも仮説であって、
「もっとたくさんの人からとった、違うアンケート結果」は
この世の何処にも存在していません。それならば、「1000人のアンケート」という明確な根拠を持っている後輩くんの方がずっと信憑性がある、ということです。
では先輩は、完全に間違いなのか? いやいやいや。先輩も自分で言ってるじゃないですか
「わずか1000人を…」って。極端な話「1001人から取った、違うアンケート結果」を持ってくれば、誰も間違っているとは言わないのです
(ま、実際には、+1人じゃあやっと対等の意見と言うところですが)。
科学とは「否定すること」ではありません。むしろ、きちんとした根拠を示すことが出来たのなら、それがどんなに過去の定説をひっくり返すことであろうとも、誰もが認めてくれる、非常に公平な思想です。
根拠も無く信じたり押し付けられたり、あるいは
こちらの意見に全く耳を貸してもらえない、そんな状況に比べればはるかにマシ。
…というところで時間切れ。もう寝ます。「科学的な思考ルーチンを育てるにはどうするのか」まではたどりつけませんでした。