旭山動物園

 2005.9に旭山動物園を会社の秋の旅行会で訪れたときの記録である。わが社の旅行会は10人以上集まればグループごとに好きなところに行って良いことになっている。今回は、千歳まで飛行機で飛んで、あとはレンタカーで、千歳→富良野の丘→(富良野泊)→白金温泉→美瑛の丘→旭山動物園→(札幌泊)→小樽運河→天狗山→千歳と回った。

第一日目

 千歳から富良野まで結構時間がかかり、富良野のラベンダーファームに着いたのはもう16:00頃だった。早速、なんとか農園のラベンダーを見に行く。もう日が陰っていたがなかなか見事な花畑だった(写真02)。すぐに富良野郊外の国民宿舎的宿泊施設(名前は忘れた)に移動。湯船が強烈にカルキ臭かった。翌朝起きてみたら近くに芦別岳が見えていた。

      写真02 富良野のラベンダー園

第二日目

 車で十勝岳の見える白金温泉に向かう。みんなが展望台(写真04)で楽しんでいる間に当方は吹上温泉を往復する。次に美瑛の丘に移動。草原の中に聳える大木(写真06)、美瑛の丘のラベンダー(写真08)。ここでは中国人観光客の大集団にぶつかりその騒々しさに辟易した。話してみたら台湾から来たとのこと。

     写真04 白金温泉の展望台より(十勝岳)

        写真06 美瑛の丘の大木

      写真08 美瑛の丘のラベンダー畑

 午後はいよいよ旭山動物園に行った。平日だったので超満員ではなく落ち着いてみられた。水槽のガラス越しにシロクマがじゃれ合っているところ(写真10左)や泳いでいるところ(写真10右)が見られた。確かに通常の動物園ではこういう姿は見られない。これを動態展示というらしい。通路の一カ所に階段を登るところがあったので上がってみたらすぐそばにシロクマが寝転んでいる(写真12)。迫力のある展示方法だ。

写真10    シロクマがじゃれ合っている姿            シロクマが泳いでいる姿         

      写真12 シロクマのすぐそばで観察できる

 次はペンギン館に行く。水槽の下や横から眺められるのでペンギンの動きがよく分かる。ペンギンの泳ぎは早い。こんな小さな胸ヒレでよくぞあの速さがでるものだ(写真14)。水槽の中を人間用の通路がトンネル状に通っている。(写真16)ここではすぐ脇をペンギンが泳ぎ回っていて楽しい。外に出たら皇帝ペンギンが日向ぼっこしていた(写真18)。

写真14 ペンギンが頭上をものすごいスピードで泳いでゆく

写真16 ペンギンの水槽の中を人間の歩くトンネルが通っている

      写真18 皇帝ペンギンの日向ぼっこ

 各動物舎には「○時~○時はもぐもぐタイム」という看板が出ている。餌をやる時間なので参観はご遠慮くださいという意味なのだろうか、それとも、餌を食べる姿が見られるのでお見逃しなく、という意味なのだろうか。

 アザラシの展示館に入ったら、人間の通るホールの真ん中に太い水管が立っている。何だろうと顔を近づけたら目の前をアザラシが下から上に泳いで行った(写真20)。近くで見るとアザラシの顔は可愛い(写真22)。

   写真20 水管の中をアザラシが通り抜けてゆく

    写真22 近くで見るとアザラシの顔は可愛い

 オランウータンのロープ渡りショーの説明を飼育員がしていたら、檻から手を出して何か拾っている。これもほほえましい(写真24)。アナグマも可愛い(写真26)。歳を忘れて動物に見入ってしまった。夜は札幌泊。

 写真24 檻から手を伸ばして何かを取るオランウータン

     写真26 片隅で小さくなってるアナグマ

第三日目

 車で小樽へ。まず小樽運河を見に行く。歴史を感じる風情がある(写真28)。人力車も走っていて、人力車で小樽を一回りするコースもあるようだ。ロープウエイ乗り場に移動し、天狗山ロープウエイで天狗山に登る。小樽市街が一望できる(写真30)。

                       写真28 小樽運河2景

  写真30 天狗山ロープウエイから小樽市街を見下ろす

 頂上には、ボブスレーコースorリエージュのコース(写真32)やリス園があり、それなりに楽しめる。100円で餌を飼ってリス園に入るとリスが寄ってくる。餌をやるとリスが可愛いしぐさで食べるのが見どころなのだ(写真34)。存分に楽しんでから、小樽で昼食をとって千歳に向かった。

  写真32 天狗山頂上にあるボブスレーorリエージュのコース

 写真34 天狗山頂上のリス園(食べるしぐさが可愛い)

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